読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

今度はグレーになった話とか、シミが消えるらしい話♪スクリャービン/pソナタ7

  また別な色に
 前回の記事で、江別駅の3番ホーム下の鉄筋が、一部だが白に塗り替えられていたという話を紹介した。

 ところが、先週、その白く塗られたところが、グレー(または灰色、もしくはねずみ色)に変っているのに気づいた。
 これまた、途中段階なのか、それとも最終形(つまり工事完了)なのかはわからないが、素朴な疑問として「何をしようとしてんだろう」と私は思ってしまった。

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  描いたでしょ?
 そしてまた、前回紹介した嘘八百の『たるみ』の広告に続き、今日は顔の『シミ』が瞬時にして消えるという広告を。
 やれやれ。
 写真にシミを描いたんですね。ビフォーアフターの表情がまったく同じですもんね。

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 スクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)のピアノ・ソナタ第7番Op.64白ミサ(Messe blanche)」(1911)。

ScriabinPsonatas

一部を白く塗った話とか、たるみが消えるらしい話♪ラフマニノフ/Op.41-3

  全部塗り替えるのか?
 先週のことだが、朝、いつものように JR 江別駅に行き(って、JR 以外に『江別駅』はないのが)、暑さのために鈍い足取りで跨線橋の階段を上り、仕事に行きたくないという潜在的な気持ちのせいでタラタラと跨線橋の階段を下り、2番ホームのいつもの乗車位置に立つと、目の前に様子がいつもと違うことに気づいた。

 その景色がこれ。

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 たまたま先月撮った写真がこれ。

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 どこが違うかわかるだろうか?(特急「ライラック」が写っていないというのは、正解とはしない)。

 そう。3番ホームの下の鉄筋が白く塗装されたのだ。

 あの謎のプレートも白塗りされてしまった。

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 ただ、すべてが白く塗られたわけではない。駅舎側の方は、赤茶けた状態のままだ。

 この先全体を塗るのか、もうこれでやめるのか、今後の動きを注視しておく必要がある。

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 ↓
 ↓
 ↓

 と、中止するも何も、昨日の朝、駅に行くと、白く塗られた鉄筋は、また渋い赤茶色に変貌していた。
 あの白い塗料は下地だったようだ。
 騒ぎ立ててすまんかった。

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  極端すぎて信じられるわけがない
 ところで、最近パソコンの画面にときどき表示される広告。

KaoTarumi
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 どう考えても化粧でたるみを作っている。
 見てると、気味が悪くなってくる、私の場合は。
 こういうのは誇大広告にならないのだろうか?

 ラフマニノフ(Sergei Rachmaninov 1873-1943 ロシア)の「赤らめた頬におしろいを塗ってよ(My cheeks, so white, so rosy)」。
 「3つのロシアの歌(Three Russian Songs)」Op.41(1926)の第3曲。

Ilya


前にここに寿司を引き取りに来たことがあった♪JSB/ブランデンブルク

  ふだんは利用していなかったが、無くなると寂しく、不便
 閉店から半年経った。
 江別の出前専門の寿司店「すし一丁」が閉店したのは、今年の1月15日のことだった。
 場所は、先日取り上げた夕鉄バスの『上江別南町入口」バス停よりも少し南幌寄りの、きらら街道と南大通の交差点角近くにある(黄色い線で囲った建物)。

SushiiccyoMap

 そうそう、その後も『上江別駅』跡を確認しに行ったが、痕跡らしいものは何一つ発見できなかった。また、夕鉄バス第48便の姿もまだ見に行っていない。

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 上の2枚の写真は4月に撮ったもの。
 そしてこれは6月に撮ったもの。

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 先日前を通ると、壁に貼られていた店名の看板も外されていた。

20230710Sushiiccyo

 ここ数年、わが家も夫婦2人世帯となり寿司の出前をとることはほとんどなくなったが、子どもたちがまだ一緒に暮らしていたころはときどき出前をとったし、大みそかの予約もしたりした。

 あまり利用しなくなっているくせに、勝手な言い分だが、このように店が閉店するというのは、街の活気が後退するようなイメージがあって、ちょっぴりさびしい。

 なお、「すし一丁」は札幌駅近くの北農ビルやホクレンビルで居酒屋や唐揚げ店などを展開している「にぎりや」が経営していたが、ホームページを見ると「すし一丁」の閉店によって『にぎり』と称しながらも寿司専門店は無くなったようだ。

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 話はまったく変わるが、先日の仕事帰りに江別駅の跨線橋を歩いていたら、後ろから女子高校生が私を追い抜いた。
Hardboild 彼女が背負っているリュックの横についているメッシュのポケットには、無造作に村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の文庫本が突っ込まれていた。

 あの子はロールパンのくだりとかにどんな感想を持つのかなぁなんて、余計なことをちょっぴり考えてしまった。
 それにしても、あんな突っ込み方したら本にクセがつくんじゃないかなぁ。またまた余計なお世話だけど。

 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(この小説は村上春樹の新作「街とその不確かな壁」と密接な関係にあるわけだが)はおもしろい。いまの若い人がこの小説にどんな感想を持つか、ロールパンのことはともかくとして、ちょっと興味深い。

 カザルスの演奏でバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のブランデンブルク協奏曲BWV.1046-51(1721以前)を。

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安全性を高める工事と、渋滞を招く工事♪ルーセル/蜘蛛の饗宴

  本館の安全確保工事完了
 今年のゴールデンウィーク明けに、私が書いている2つのブログ、「読後充実度 84ppm のお話」(以下、「本館」と記す)と「新・読後充実後 84ppm のお話」(以下、「新館」と記す)を 常時 SSL 化(https 化)したことを報告した

 そしてまた、記事内のリンクがすでに無効になっているものや、安全とは言い切れないサイトへのリンクについて、整理していくことをここで宣言した(*1)。

 その地味な作業をコツコツと進め、まずは「本館」の記事の工事を終えた。
 具体的には、
 ①本文内で過去記事(すでに存在しないOCNブログ人のURL)へリンクを貼っていた、リンクの解除
 ②本文内で外部のサイトに遷移するように貼っていたリンクの削除
 ③本文内に掲載した YouTube などの動画リンクの削除
である。

 ①については、かつてはリンクしていた(つまり関連記事が他にある)ことがわかるように、あまり意味はないものの、その部分の文字の色は青色のままにした。
 ②については、リンク部分とそれに関する前後の記述がある場合はその文章について、削除した。
  ただし、そのときに記事で取り上げた CD を紹介するタワレコへのリンク(バリューコマース経由)については、その URL が https 化されたあとのリンクは残してある。
 ③についても、リンクを削除。それに関する本文の記述がある場合はそれも削除した。

 これによって、「本館」の記事の URL の左側に表示される錠のアイコンからは『このページの一部(画像など)は安全ではありません』を示す『!』が消え、『安全な接続』となった(FireFoxの場合の画面)。

 みなさん、安心して気軽に訪問していただきたい。

202306本館安全性

 これらの工事をやっているときに、偶然にも『楽天アフィリエイト』で登録しているブログの URL が2014年に終了した OCN 時代のままになっていたことが判明。商品を紹介しても存在しないブログなんだから報酬が発生するワケがない。いや、正しい URL でも稼げないんだろうけど。

楽天Affi

  3も4も5も
 ところで、上の(*1)でリンクしたページでは、朝の江別駅で 721系電車の初期車両(721-1や721-2)を目にしたと喜んで書いているが、その後も初期型をよく目にしている。
 ということは、別に目にできることが珍しいということでもないようだ。
 コーフンして損した。

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20230628_721_9Moha

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 さて、引き続き「新館」の工事を進めなければならない。
 もちろん「新館」が危険だということではない。閲覧中にヒグマが出没したり、突然キャッシュカードの暗証番号を教えろと私からメッセージが届くわけではない。
 だが、より安全性を高めるために、がんばって作業を進めるつもりである。

  小樽方面のバス乗り場は赤レンガテラス前
 工事といえば、ESTA の解体と再開発ビルの建設に伴い、バス乗り場が分散するという記事が(古新聞で恐縮だが)6月13日の北海道新聞に載っていた。

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 こりゃわかりにくいし、道路が混みそう。

 地下鉄東西線ができる前に、東西に向かう市営バスの停留所が大通に集中していたときのことを思い出してしまった。

 ルーセル(Albert Roussel 1869-1937 フランス)のバレエ「蜘蛛の饗宴(Le festin de l'araignee)」Op.17(1912)。

RousselSpider

耳をうさぎたくなるんですって……♪ゼンフル/乙女は冷たい水を汲みにいった

  往路は火(薬庫)、復路は水
 今日の本館の記事で、江別の JA(農協)に用事があって、行くときは火薬庫の前を通ったことを書いたが、農協からの帰り道は、行きとは違って江別駅前を通ることにした。

 水道局庁舎前に来て、あらこんなものがあったのね、というものが目に入った。
 考えてみれば、ここに来るときは(市の出張所が入っているので、住民票などを発行してもらうのにたまに利用する)駐車場に車を入れ、駐車場側の『裏口』から入館するので、正面玄関前あたりの様子はあまり知らなかったのだ。

 それはこれ。

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 なんて読むんだろ?3つ目の漢字。
 流れ的には『発』のような感じがするが。

 で、ネットで調べてみると、「えべナビ!」の記事がヒット。
 やはり『水道発祥之地』だった。

 にしても、庁舎前の掲示板に貼ってあったポスター。
 左側に書かれているダジャレ。どうしてこういうのが採用されるのか、こういうのを書かなければならないのか、理解に苦しんでしまった。

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 水で思い出し、庁舎の隣の江別神社の『ご神水』の場所を見に行くことにした。
 前に来たときは雪の下になっていて、見ることができなかったのだ。

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 このときも何人かがポリタンクや、4リットルの焼酎のペットボトル数本を持って、ご神水を汲みに来ていた。

 ということで、単に農協に用事を済ませに行くだけではなく、なかなか充実した散歩になった。

 ゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43 スイス)のリート、乙女は冷たい水を汲みにいった(Es wollt ein Maidlein Wasser holn)。

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お買い物から戻ると……♪JSB/マタイ受難曲

20230525B4_b  目撃者がいたおかげ?
 大まかに書くが、妻が車に戻ると、まさかなことが起きていた。

 先月の末、妻がスーパーで買い物をしている間に、駐車場に停めてあった車を自転車にぶつけられた。
 スマホをいじりながら運転していたためのわき見運転らしく、スピードも出ていたのか、目撃した人によるとかなりの音がしたそうだ。

 そしてまた、自転車の場合は当て逃げされて被害者は泣き寝入りするケースも多いのだが、今回は目撃者もいたので当て逃げされることもなく(ぶつかったあと、目撃者と目が合ったそう)、『犯人』はそのあとに駆けつけた警察の現場検証に応じた。
 学生だったので、保護者の電話番号も教えてもらったが、その2時間後くらいに、その高校生の母親からも謝罪の電話が来た。
 被害は、テール&ストップランプに亀裂、バンパーに擦り傷、トランクに傷と凹み、である。

 保険に入っているということで-自転車保険なのか、自動車保険の特約なのかはわからないが-、保険で修理をすることができて、こちらも一安心した。当事者同士のやりとりだといろいろともめる可能性もあるだろうから(その場合は当方の自動車保険の特約の『弁護士費用特約』を使うという手段がある。もちろん私も自分の保険会社に連絡した)。

 ということで、修理を行なうが、持ち込んだ整備工場が現在ひじょうに混みあっているということで、実際の修理はまだ先になる予定だ。

 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「マタイ受難曲(Matthaus-Passion)」BWV.244(1727以前)。

 廃盤 ↓

BachMatthausHerreweghe














江別の南?それとも江別と南幌の間?♪エルガー/南国で

  コンデジはなぜあんなに高くなった?
 前回のこの本館の記事では、今年の秋に廃止となる夕鉄バスの路線について書いたが、それからというもの、朝の通勤時に毎回のように栗山高校行きのバスの写真をスマホで撮るのが習慣になってしまった。へんな習慣が身についたものだ。

 ほんとうならスマホではなく K-S1 でバシッ!と撮りたいものだが、会社に行くのにそれを持ち歩くのは重いし、なにより黒死病という持病があるので、肝心なときにきちんとした露出になる保証が全然ない。コンパクトデジカメがあればいいのだが、なんで近年、あんなにコンパクトデジカメの値段は高くなってしまったのだろう。これじゃあ一眼レフカメラと変わらないじゃないか!だからあれが自己崩壊したあと買いたくても買えない状況に置かれたままだ。

YutetsuBus20230428

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 それにしても、ほとんど毎回同じ場所ですれ違う。つまり、いつも時間には正確である。この便(便名は1)も私も。

  再び「江南」について
 ところで早苗別通に「江南団地通」というバス停がある(夕鉄バスとジェー・アール北海道バス)。

20230510Konandanchi

 以前、

 ① 江南団地通というのはどの道のことなのか?
 ② 江南団地とはどこのことを指すのか?
 ③ 江南とはどういう意味なのか?

と、このブログで問いかけたが(3年前のことだ)、そのあと1カ月経った時点では世間からはなんの反応もなく、そしていまだにない。

 ①と②についてはやっぱりさっぱりわからない。

 ③についても、わからないのだが、私としては2つ考えられると考えてみた考えがある。

 一つは江別(駅)の南側という意味である。
 とても尋ねてみる勇気はないが、江別駅の南側に江南木材店という会社がある。この名の由来は江別(駅)の南側ってことなのかもしれない。

20230512Konan

 もう一つは江別と南幌の間という意味だ。

 その意味で使われているのが、きらら街道が千歳川をまたぐ江別と南幌の境界となる橋の名前「江南橋」である(地図はGoogle)。

202305Konanbashi

 でも、江南団地通のバス停があるのは、この場所(地図は昭文社スーパーマップル)。

202305KonandanchiMap

 江別と南幌の間と言うには、あまりにも南幌ははるかだ。

 頼むから、誰か私に「江南」について教えてくれまいか!

 エルガー(Edward Elgar 1857-1934 イギリス)の序曲「南国で(In the South)」Op.50(1903-04)。

 廃盤 ↓

ElgarSym1Solti












10月からは早苗別通で夕鉄バスの姿は見られない♪シベリウス/さびしい樅の木

  札幌⇔栗山,夕張への路線を廃止
 3月に夕鉄バスは、

 ① 新夕張駅前⇔栗山駅前⇔新札幌駅前
 ② りすた⇔由仁駅前⇔新札幌駅前
 ③ 栗山駅前⇔南幌ビューロー⇔新札幌駅前

の、札幌(新札幌)と栗山や夕張を結ぶ路線を、今年の10月1日をもって廃止すると発表した。

20230313YutetsuHaishi

 3つのうち、②は江別市内を通らない。大谷地バスターミナルと長沼を経由する。

 ①と③は江別市内を通るが、このうち③が私の住んでいるエリアにある早苗別通を走っている(厳密にいえば、①の新夕張駅前(一中経由)も上江別東町のセコマ側の角を曲がり踏切を渡るところで早苗別通を一瞬走ることになる)。

 となると、10月からは早苗別通で夕鉄バスの姿を見ることはできなくなる(しつこく厳密に言うと、南幌東町⇔新札幌駅前の路線は残るので、この路線の上江別消防署バス停の先の上江別簡易郵便局がある交差点から上述の踏切までは早苗別通を走ることになる。あけぼの団地の路線の便も同様)。

202304YutetsuBusStop

 って、路線図で見ると、

YutetsuRosen

 左上の水色で塗られたバス停がなくなるってことだ(で、なぜ水色に塗られているのだろう?その説明が見当たらない)。

 このバスは私が朝の出勤時にいつもすれ違う栗山高校行き(行き先表示板がきちんと写らなかったのが残念だ。なお、この便は学休日は栗山駅前行きとなる(栗山駅前~栗山高校間運休))。

20230424YutetsuBus

 夕鉄バスは廃止の理由について、乗客の減少や運転手不足、燃料費の高騰などをあげている。もっともな話だ。少なくとも朝見る栗山高校行きは、この場所ではいつも3人か4人の乗客しか乗っていないのが見える。

 そしてまた、新札幌から江別市内まで利用するときに躊躇するのが、路線の複雑さ。
 上に載せた路線図や時刻表(こちらは主要なバス停しか書かれていない)を見ておわかりのように、新札幌駅から江別駅周辺まで乗りたい場合、どの便がどこを経由してくれるのか、逆に言えば、どれだけ回り道をすることになるのかが、わかりにくい。
 これで運行本数が多ければ、きめ細やかな路線ネットワークってことになるのだろうが、少ない運行本数で、あっちに行くのやら行かないのやらは、利用者にとってとても分かりづらい。そこを敬遠して乗る人の数が伸びなかった可能性もある(運転手さんはよくルートを間違えないものだと感心する)。

 去年の冬に帰宅時のJRが人身事故で止まったとき、新札幌から夕鉄バスに乗ったが(あけぼの団地行きだったはずだ)、酪農学園構内に入ったあと伊達屋敷の方に行き、さらに野幌駅南口→あさひが丘入口→野幌バスターミナル→5丁目通とグルリグルリと野幌一巡ツアーのような路線で、ひどく時間がかかった(そして、私は間違って降車ボタンを押してしまったので、上江別消防署まで乗りたかったが、そのまま降りた)。

YutetsuTimeT1

YutetsuTimeT2

 大学生のときも、私は地下鉄新さっぽろ駅から大麻まで夕鉄バスをしばしば利用してきた。
 実はひそかな夕鉄バスファンなのである。

 南幌東町行きやあけぼの団地行きのバスは江別駅周辺でこれからも目にすることができるものの、なんともさびしい思いがする。

 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)のさびしい樅の木(The lonely fir)。
 ピアノ曲「5つの小品(5 Pieces)」Op.75(1914。「樹の組曲」)の第2曲。

 舘野泉の演奏で。

SibeliusTateno

3ドア普通列車も特急列車も6号車はここで♪スーザ/ワシントン・ポスト

  札幌で初めて100mを超えたビル
 先日、札幌の北5条西6丁目に建っている札幌センタービルの会議室を利用する機会があった。

 このビルは、建った時は最上階(だと思う)に札幌かに本家のセンタービル店があったし(父が定年退職したときに、そこでご苦労さん会をした)、他にも飲食店が入っていたはずだ。地下には焦がし油スープのラーメンで有名だった「爐(いろり)」も入っていたが、いまは飲食店は一軒もない。

 その会議室の横には喫煙ルームがあって、そこにはセンタービルの建設中の写真が展示してあった。

SapporoCenterBLG

 このビルは1987年6月(どうでもいいことかもしれないが、私が結婚した翌々月のことだ)に完成した、札幌では初めて100mを超えた高層ビル。

 ビルの向こう側に見えるのは JR(この年の4月に国鉄から分割されJR北海道になった)の線路と、工事中の高架(札幌駅は88年に高架駅として一次開業)。この線路が敷かれている場所は、現在工事で通行止めとなっているこの道路ということになる。

20221201Street3

 ビルの右隣りの札幌通運は現在は三井ガーデンホテル札幌ウエストとなっており、さらにその右隣りの第2ワシントンホテルは現在は三井ガーデンホテルとなっている(第2ではないワシントンホテルは、現在のホテルグレイスリー札幌が入っている読売北海道ビルの建て替え前の旧・読売北海道ビルに入っていた。三十三間堂やガスライトといった店が懐かしい)。
 第2ワシントンホテルの向こうには、センチュリーロイヤルホテルが見える(2024年5月閉館予定)。
 思いがけない場所で、良いものを目にすることができた。

  サイズが統一されていると思ったら大間違い
 話は変わるが、私は Kitaca を百均で買ったビニールケースのケースに、江別駅の時刻表を折り目の線に忠実に従って3つ折りにしたものと一緒に入れている。

DSC_0928 - コピー

Kitaca

 先日、さらに札幌駅発の時刻表も入れようといたら、入らない。
 おかしい。なぜだ。
 実は、江別駅の時刻表も札幌駅の時刻表も、同じサイズに違いないと思いこんでいたのだが、なんということか、けっこう大胆にサイズが異なっていた。札幌駅の時刻表の方が大きいのだ。

DSC_0928

 こういうことってあるのね。紙のサイズ(判)って、だいたい決まっているものと思っていたので、驚いた。これじゃなんぼ入れようとしたって入るわけがない。
 私は、江別駅方面のページだけをビニールケースに入るようにカッターで周囲を切ってサイズを整え、無事収納することに成功した。

 それにしてもだ(また話はすでに変わっている)。
 このように普通列車と特急の乗車口が一緒の位置だと、普通列車のあと特急列車の発車時刻まであまり時間が開かないときは、先に普通列車が入線したときに乗り込もうとする人たちと特急待ちでそのまま立っている人たちとでけっこう混乱が生じる。
 まっ、私が利用している時間は問題は起きてないけど。

DSC_0927

 スーザ(John Philip Sousa 1854-1932)の行進曲「ワシントン・ポスト(The Washington Post)」(1889)。

 「ワシントン・ポスト」紙が募集した作文コンテストの入選作の表彰式で使うために作曲された。

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これから毎朝、ここで待たせていただきます♪PMD/時と大鴉

20230328JR1  思いこみでホームを間違えないように
 3月18日に JR のダイヤが改正されて2週間が経った。
 私の朝の通勤時間あたりの江別駅発の電車は改正前と改正後に違いはなかったが、改正後の最初の平日である月曜日に江別駅に行くと、いつもとはちょっと違う状況が。

 いつもは3番線で着発する7:26発の滝川行き普通列車が、この日の朝は2番線に停車していた。
 私が「特急列車が遅れていて、ここで追い抜かせるために待っているんだな。後続の列車に影響がなきゃいいが」20230328JR2と思ったのは、自然なことだ。札幌方面からの列車が遅れているとすれば、そのあと同じく札幌方面から来て江別で折り返し運転する、私が利用する電車の到着出発が遅れる恐れがあるからだ。

 するとやはり旭川行きの特急「ライラック」がやって来て、瞬時に3番ホームを通過していき、その2分後には滝川行きも発車した。

 でも変だ。
 駅の中には電車が遅れているというような空気は流れて20230328JR3いない。

 職場に行って調べてみると、改正によってこのように変っていた。

 改正前 札幌 7:00発 滝川行き
     札幌 7:00 → 江別 7:26着/ 7:26発 →

 改正後 札幌 6:58発 滝川行き
     札幌 6:58 → 江別 7:22着/ 7:26発 →

 あの「ライラック」は、というと、札幌 7:12発の「ライラック3号」。
 ダイヤ改正前のライラック3号は札幌  7:49発だったので、37分早発になったのだ。
 “通勤通学にご利用しやすい時刻とするため、特急「ライラック3号・5号」の時刻を繰り上げます”ということなんだそうだ(ライラック5号は札幌 8:30発が 8:00発となった)。
 なので、江別 7:26発の滝川行き普通列車は、3月18日から札幌駅を2分早く発車し、4分早く江別駅に到着し、ライラック3号が追い抜くまで4分間じっと待つようになったのだ。

 私の仕事帰りの時間帯はというと、いつも乗っている列車はホームが変わった。
 そのあとの電車は、江別行きだったのが岩見沢行きになっていたり、岩見沢行きだったのが江別行きに変わっていたりしていた。

  昔の183系はかっこよかった
 今回のダイヤ改正でキハ183系が引退し、特急「オホーツク」(と「大雪」)はキハ283系で運行されるようになった。
 だいたいにして引退すると人気が上がるものだが、183系のラストランの臨時列車は指定席券が完売。車両を増結して指定席券を追加販売した。

 それはいいんだけど、個人的にはいま残っているキハ183系の顔はあまり好きではない。かっこよくない。
 その点、たとえ3両編成という短さではあるが、283系の顔はやはりかっこいいし、走る姿にも華がある。

 夕方、17:40 ころに、高砂駅と江別駅の間、5丁目通の陸橋近くで網走行きのオホーツク3号とライラックがすれ違う(上の写真がそのライラック34号)。

 うす暗くて、逆光気味で、近くにはカラスがひどくたくさんいて、それもカアカアカアカアうるさすぎて、いや、結局写真の腕が悪くてすまない。

20230328JR4

20230328JR5

20230328JR6

 デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「時と大鴉(からす)(Time and  the Raven)」(1995)。

MDaviesSym6

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