有識者とは「学問があり
6月11日の北海道新聞を読んでいて、同じページに載っていた2つの記事に目が釘づけにはならなかったが、引っかけられた。
宅配便の20% 再配達に
……国土交通省は運送業者の負担増や配達料金値上げにつながる可能性がるとして、有識者らによる検討会を設置し、……
もう1つは
電源表示の指針作成
来年4月の電力小売り全面自由化に向け、経済産業省は今月にも有識者作業部会で、……
これまであまり気にしていなかったが、有識者ってのはずいぶんと重宝がられ頼られているようだ。
が、ホントにすべての有識者メンバーがそれにふさわしい知識や資質を備えているのだろうか?
有識者が言うことがすべて正しいのだろうか?
そもそもどのような選び方をしているのだろうか?
選ばれた有識者が必ずしもその方面に有益かつ有効な知識を持った人だとは言い切れないケースもあるんじゃないかと思う。
いや、有利な結論が出るようなメンバーを集めるから首をかしげたくなるような答えが出ることがあったりするのかもしれない。
そしてまた優秀な人ほどチームワークを必要とする作業には不向きという見方が一般的だが……
だから、もしかして、あんまり顔を合わせてないのかも……
こちらの識者は専門家のこと
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-1788 ドイツ)に、識者と愛好家を対象として書かれた6集からなるクラヴィア曲集がある。
その6つとは、
識者と愛好家のための6つのクラヴィア・ソナタ第1集Wq.55(1779出版)
識者と愛好家のためのロンド付ピアノ・ソナタ集第2集Wq.56(1780出版)
識者と愛好家のためのロンド付ピアノ・ソナタ集第3集Wq.57(1781出版)
識者と愛好家のためのロンド付ピアノ・ソナタと自由な幻想曲第4集Wq.58(1783出版)
識者と愛好家のためのロンド付ピアノ・ソナタと自由な幻想曲第5集Wq.59(1785出版)
識者と愛好家のためのロンド付ピアノ・ソナタと自由な幻想曲第6集Wq.61(1787出版)
第4集は7曲からなるが、他はすべて6曲構成である。
ここでは鶴田美奈子のピアノによる抜粋盤(9曲)をご紹介しておく。
本作品とこのCDに関しては、こちらの記事も多少は役に立つかもしれないと、識者でない私は自信なく付け加えておく。
2002年録音。ナクソス。