いや、そんなことはないだろう。
器が良いにこしたことはない。
まばゆいくらい白い壁。
LEDで、節電だけではなく眼精疲労にも配慮した照明。
人間工学的に配慮された導線。
外の騒音が極力遮断された、静謐な環境。
仕事がはかどらないわけがない。
50%以上の成果向上が期待できるほどだ。
だから私はもし経営者になったとしても、タダでいいと言われても、ここは借りない。
ようやくふさわしいオフィスに落ち着く
ところでこんなにひどい環境ではもちろんなかったけど、札幌交響楽団の過去の事務所もあまり恵まれているとは言えなかったのではないか?
札幌市民会館内、あるいは札幌資料館内……
いまはKitaraの中にある。
しかも勝手に入れない。ホールの警備員がいるからである。
札響は日本の中でもトップクラスのオケになった。
それにふさわしい環境に事務所を置くことができた。
逆に、だからこそよりよい企画や営業ができるんじゃないだろうか?
尾高忠明/札幌交響楽団による、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き(Choral)」(1822-24)。
過去にも取り上げているが、2002年12月26日のライヴ録音(EMI。自主制作盤)。
この年札響の経営危機が表面化。
そんななか、これが最後の「第9」になるかもしれないという楽員たちの思いのなか演奏されたものだ(全集とは別物)。
ソプラノは佐々木典子、メゾ・ソプラノは重松みか、テノールは星洋二、バリトンが佐野正一。合唱は札幌放送合唱団と札幌アカデミー合唱団。
このCDは現在入手困難。
オークションで地道に探すしかないようだ。
ところで、某町でこんなんも見かけたが……
ふたの無い郵便受け……
これからの季節、寒い。
夏は鳥の営巣に警戒が必要だ。