読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

February 2017

食べられることを察知できない世間知らずな奴ら♪ストラヴィンスキー/春の祭典

  見せたいのは人形の方?
 こちらの飲食店というのはショーウィンドウでサンプルをお見せするのが好きなようだ。

 いや、名古屋が特にそうだというわけじゃないのかもしれない。ただ、その色あせたサンプルがたまたま私の感性をくすぐるのかもしれない。これあれに続いて、今日は韓国料理店のもの。

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  カマクラかっ?それともナラかっ?
 それとは別に、なんだかすごい名前の居酒屋を見かけた。

 “おおぼとけ”なら何となく救われる気にもなるが、“だいぶつ”である。
 そう書いてあるのだから間違いない。

 名前の由来がひじょうに気になる。
 店主の見た目のニックネームからだったら、、、イヤだ。

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  カワ一筋?
 こちらは焼き鳥屋だが、鶏皮専門店というわけではない。

201701Torikokoro1

 たまたまビルの1階で革製品の店と、焼き鳥屋が間口を並べていて、看板が並んでいるわけだ。

 焼き鳥だけじゃなく、ジビエも食べさせてくれるようだ。
 イラストの色使いがなんだかいい感じ。絵そのものもさりげなく上手い。
 ぼぅっとした鹿に、ひどく肉づきのいい猪だ。
 青首尾長鴨っていうのは食べたことがない。セドリ鴨ってのも知らない。美味いのだろうか?
 けど、個人的には鳥は鶏がいいし、四足の動物なら豚か牛で満足だ。

 のどかな顔をしたイラストゆえに、生贄になるのがちょっと気の毒に思えてくる。

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 ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)のバレエ「春の祭典(Le sacre du printemps)」(1911-13/改訂'46)。

Rite mehta 「火の鳥」の作曲中に着想したこのバレエは、「私は、選ばれて生贄になる処女が踊り狂って死ぬという、異教徒の祭典の場景を夢見た」ことで、作られた。
 すてきな夢ですね。

 フロイトは“夢は願望充足である”と唱えてますけど、私は充足されたことがありません。起きたときに何をみたのか忘れてしまうのも一因ですけど……

 今日は久しぶりに(って、極めて個人的な話だが)メータ/ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏で。

 若き日のメータの実にエネルギッシュで、同時に丁寧な仕上がりの名演だ。

 1977年録音。オデッセイ(CBS)。

  タコ8が好きなの?
 ボーとしていたら、いや、ボーとしていなくてもタコ焼き屋だと思いこんじゃうに違いない。

 青のりたっぷりかけてね、なんて言ったら叱られそうだ。

20170129Takohachi

 でも、どうして?“串八”とか“かつ八”にしてくれなかったの?
 そもそもタコもそうだけど、八にこだわるのはなぜ?

 ねえねえ、おやじさん、もしかして、ショスタコーヴィチの8番が大好きだとか?
 それって交響曲?それとも弦楽四重奏曲の方?

 僕ちゃんたち、気が合うかもよ。

その穴に入れるのも出すのもとんでもないことだ♪シューマン/謝肉祭

  治療方針について、
 今日はお話があります。室長から……

P8060287


  椅子じゃね?

201701MizunoTansu

  色彩だけじゃなく……
 ご心配せずお店の中へどうぞ。実際には新鮮なネタと銀シャリですので。

 ガラスの器?

 寿司と丼だけだと寂しいかと思って置いてみたんです。
 でもいいでしょ?この人工芝。
 
P1140009

 (伊勢のあの店よりは比較にならないくらい清潔なディスプレイだと好感をもった私。今度食べに入ってみたい)

  高校生バイト、
 がやるわけじゃないです。ちゃんと匠の技をもった専門家が施します。
 
PB040393

  僧侶が
 どこかの大学の名誉教授とか?

PB040392

  違う、違うっ!
 もっと向うって意味ですって。がまんして150m先まで行ってください。この穴の中にしてはいけません!ここは駅員の聖域ですから。

20161014Station

  4つの音符は関係ないけど……
 シューマン(Robert Schumann 1810-56 ドイツ)の「謝肉祭『4つの音符による面白い情景』(Carnaval 'Scenes mignonnes sur quatre notes')」Op.9(1833-35)
 
SchumannBiretBox 次の20曲からなるピアノ曲である。

  1. 前口上
  2. ピエロ
  3. アルルカン(道化役者)
  4. 高貴なワルツ
  5. オイゼビウス
  6. フロレスタン
  7. 浮気女
  8. 返事
   (スフィンクス)
  9. 蝶々
 10. A.S.C.H-S.C.H.A -踊る文字
 11. キアリーナ
 12. ショパン
 13. エストレッタ
 14. 再会
 15. パンタロンとコロンビーヌ
 16. ドイツ風ワルツ(間奏曲「パガニーニ」を含む)
 17. 告白
 18. プロムナード
 19. 休息
 20. ペリシテ人と戦うダーヴィト同盟の行進

 井上和男編「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)には、“第8曲のあとの「スフィンクス」は曲ではなく、変ホ、ハ、ロ、イ(Es.C.H.A)と変イ、ハ、ロ(As.C.H)、イ、変ホ、ハ、ロ(A.Es.C.H)の3つの音譜の配列が謎めいて書かれおり、この作品全体の骨格をなすASCHのモティーフとシューマンの名に含まれる音名を結び合わせた一種の〈遊び〉”と書かれている。

 この曲にはシューマンの失恋の思いが込められているという。
 骨格をなすモティーフ音型A-S-C-Hは、思いを寄せたエルネスティーネの故郷の町アッシュを表わす。
 ライプツィヒでシューマンと娘が知り合ったのを知ったエルネスティーネの父親が、彼女をアッシュに連れ戻したのであった。

 ビレットのピアノで。

 2013年録音。IBA(ナクソス)。

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