読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

May 2017

異教徒は誰だ?♪ベルリオーズ/宗教裁判官

  信者になるにあたって……?
 先週、金沢出張から戻るときのこと。

 特急列車の窓からこんな看板が見えた。

 確かにそうだ。
 よ~く注意してから決断した方が良い。

20170512Nyuushin

 実はひたすら金儲けすることを目的にしているかもしれない。
 あるいは性の桃源郷のような団体かもしれない。

BrliozOverture  どつぼにはまって……
 ベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の序曲「宗教裁判官(Les fancsjuges)」Op.3,H.23d(1823)。

 もともとはオペラの序曲として書かれたが、オペラは未完に終わったため序曲だけが出版された。
 ベルリオーズは大編成のオーケストラ作品を得意としたが、その最初の試みがなされたのがこの曲である。

 ベルリオーズが残した序曲では「ローマの謝肉祭」がほかに比べて突出して有名だが、実は私が初めて知ったベルリオーズの序曲作品(という言い方は変だけど)が「宗教裁判官」。

 というのも、札幌交響楽団の定期演奏会で取り上げられたからだ。

 1976年9月のことで、指揮はセルジュ・コミッショーナ。
 この曲がまだほとんど聴かれることのなかった時代だと思う。

 コンサートに足を運ぶと、未知の作品に出会えることが多々ある。
 好みでなかったときは苦痛だが、つぼにはまったらひどく儲けた気になるものだ。
 そして、この夜、私はどつぼにはまったのだった。

 この曲の演奏では、C.デイヴィスの1965年の録音がいまだに色あせていない名演。
 オーケストラはロンドン交響楽団。

 フィリップス盤だが、現在はTOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plusで出ているディスクで聴くことができる。

 さて、上の写真だが、場所は大垣駅近くだったと思う。
 そして軌道敷地内である。

 ってことは、信者になるのを注意しろってことではなく、信号に注意しろってことなんだと思う。常識的に考えれば……

 岐阜駅近くではこんなのを見かけた。

20170512e

 別に変なところはないわけだけど、なんだかいにしえの栄華を感じさせる。

 そして、はい、私は元気です。

20170512g

 ところで宗教裁判官って何をするかというと、どうやら異教徒かどうかを審査する人らしい。

丼の中を黄色に染めない器用な店主♪DSch/Sym3(by ペトレンコ)

20150225Tsukimi  労働者の日の行事に参加するのもたいへんだけど……
 ゴールデンウィーク真っただ中の今日、労働者の皆様におかれましてはメーデーにも参加しないで、仕事のやる気の起きなさからボーっとしていることと思われるし、学生諸君については、ラッキーなところでは開校記念日とかで休めているだろうし、そうでないついてない学校に通学中の人々は、いつにもまして勉強する意欲が薄らいでいることと思う。

 私はといえば、連休中である。
 すまない。申し訳ない。
 が、休みをとることは悪ではないという政府の方針に従っているだけである。

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第3番変ホ長調Op.20「メーデー(May Day)」(1929)。

 作品については、あちらこちらの過去記事をご参照いただきたいが、非有名どころではあるが聴き込むと単に若気の至りのユニークな形をした交響曲にとどまらない魅力を感じるようになる。
 もちろん個人差はあるが……

Shostako01Pet1 今日はペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル,同合唱団の演奏を。

 2010年録音。ナクソス。

  おねがい、守り続けてきた膜を破かないで
 そんなGWのさなかに床屋に行って来た。

 今回の店主との話題は冷やしたぬきそばの話だった。
 なぜ、床屋で冷やしたぬきそばの話をすることになったのかさっぱり思い出せないが、彼は生卵が苦手であるということがわかった。

 店主は先日、“大番”という、私が思うに味は2の次、3の次だが盛りだけは4次元的にすさまじいそば屋に行って来たそうだ。
 そこで頼んだのが冷やしたぬきそばだったらしいのだが、予想しなかったことに生卵の黄身がトッピングされていたという。

 彼はその黄身の膜が破れ、黄色い粘質物が丼の中に拡散しないよう実に慎重にそばを食べ進め、ついぞ最後まで黄身を球体のまま温存することに成功したそうだ。

 さすが床屋である。手先はやっぱり器用なのだ。
 私は手羽先だってきれいに食べることができないほど手先が器用ではない。

  余熱で凝固させるのは好き
 私も生卵が苦手なのはご存じの通りだ。
 特に玉子かけご飯は悪魔の食べ物に違いないと信じている。

 だからごまそば処“八雲”で冷やしたぬきそばや冷やし五目そばを注文するときも、玉子抜きで頼む。
 そうでないと、生卵の黄身がプルルンの中央に乗せられてくるのだ。

 月見そばなる混濁させて食べるものは、10円足りないときにしか頼んだことがない。それも人生の中で一度だけだ

 ただし、味噌煮込みうどんに生卵は必須のものだと思っている。

 グツグツ沸騰状態で運ばれてくる味噌煮込みうどん。麺の上には生卵。
 私はあわててて麺を持ち上げ卵の上に乗せる。つまり卵を沈ませ余熱で固まらせるのだ。こうして固まった卵はお・い・し・い。普通の鍋焼きうどんでもできることだけど。

 あるいは、言っていることが少々矛盾しているが、“霧の下”のざるそばについてくるウズラの卵。
 あれは悪くない。
 あのくらいの生卵の量だからつゆの味が生卵に支配されず、おいしくいただけるのだ。

 ただ、このとき私は店主に自分もそうであることを告白しなかった。

 なぜなら、彼は話に夢中になると手を休める癖(へき)があるからだ。
 あるいは「おぉ!同士よ!」と、ハサミをもった手で頭に抱きつかれても困るからだ。

 上の写真は名古屋市内で見かけたもの。

 生卵の軍艦巻きが看板メニューか?

 いや、どうやらこのあたりの住所が月見町ということらしい。

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