読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

August 2018

「合奏曲」ってことじゃだめですかね?♪フランセ/ハイドン変奏曲

20180807AsnasKokonoe  わずかなキャベツでも体にピースって感じ
 先週の月曜日(抽象さを排除して言うなら8月6日)の昼。

 ここ数日生野菜不足だなと思っていた私は、クソ暑いなか阪急三番街まで足を運び、デリカKYKでお得ななんとかという弁当を買った。この弁当はカニクリームコロッケと海老フライとヒレカツが入ったお得な弁当である。
 私が、なぜ野菜不足なのに揚げ物トリオの弁当を買ったのか理解できない人は鈍い人である。その弁当にはキャベツの千切りが入っているからである。

  九重祐三子推薦ではないが
 翌日の朝。
 LAWSONの弁当は食傷気味だし(このバラエティミックス弁当は、さすがに胸いっぱい。老いた私にはつらかった)、近くのセブンイレブンはこの時間まだ弁当が入荷していないので棚LAWSON_VMIXはスカスカだし、ファミマは店の周りがやけに汚らしくて近寄りたくないし……ってなことで、あまり期待せずに阪急梅田駅のなかにあるASNASに寄ってみた。
 なぜあまり期待してないかというと、ASNASの弁当は総じて小ぶりだからだ。年のせいで食が細くなった婦人部向け、もしくは食べ過ぎに気をつけている女性部向けって感じなのだ。

 ところが、この日私の目に飛び込んで来たのは“新発売”の『九重弁当』なる幕の内弁当の系譜に連なる一品。漢字が読める私にとって、黒光りしたシールに金色で抜いた文字で中身に何が入っているか一目瞭然なのもうれしい(“出汁御強”と書かれてなくてよかった)。

 実際食べてみると、どこから箸をつけていいのか迷うほどの内容の豊かさ。私は0.4秒悩んだあげく、ニンジン片から食べた。

 430円という値段もリーズナブルだ。セブンスターより安いのが、根拠はないが、良く思える。しかし、やはりボリュームが、特にご飯が足りない。私がそう思うのだから九重部屋の力士ならこれを9個食べても物足りないだろう。
 幾何学的にかなり難題だろうが、ぜひとももう1枠増やしてそこにご飯を入れてほしい。つまり十重弁当だ。ASNAS弁当開発部門の方々に大いに期待したい。

  第九じゃなくて大九
 ところで、音楽では三重奏とか四重奏とかあるのはご存知のとおりだが、九重奏曲ってあるのだろうか?(“ここのえそうきょく”ではなく“きゅうじゅうそうきょく”と読むのが正しいと思われる)。
 あるのである。
 私は聴いたことはないが、シュポア(Louis Spohr 1784-1859 ドイツ)の作品に「大九重奏曲(Grand nonet)」ヘ長調Op.31(1813)ってのがある。九重の上に大までつけるという強欲さ!編成は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンである(4楽章構成)。

 では、十重奏の作品ってあるのだろうか?(“じゅうじゅうそう”って焼肉ハウスみたいだ)。
 私も長きにわたり音楽を聴いてきた、あるいは実際に耳にしていないが作品名を目にしてきたが、十重奏(Dectet)と名のついた作品は知らない。

82eb271f.jpg 九重奏にしろ十重奏にしろ、そこまでなればアンサンブル(合奏曲)のひと言ですましちゃった方がいいんじゃない?というのが、MUUSANの個人的感想である。

  ソロを支えるのは九重奏
 フランセ(Jean Francaix 1912-97 フランス)の「ハイドンの主題に基づく11の変奏曲(Onze variations sur un theme de Haydn)」(1982)。

 コントラバス独奏と9つの管楽器のための作品(おぉ、十重奏!)。
 フランセらしい、ウィットに富んだ楽しい作品だ。

 野田一郎のコントラバス、マインツ管楽アンサンブルの演奏を。

 1987年録音。wergo。

 なお、フランセは九重奏曲も残しているし、木管十重奏の作品も書いている。

20180809Chirashi 十重奏ってのは言いにくいが(これが『ジュウジュウ荘』という焼き肉店の名前ならすぐ言えちゃうのが不思議←しつこい)、先日大阪のマンションの郵便受けに入っていたチラシに書いてあった語句。

 惜しい間違えなのだが、この間違え語句、案外言いづらい。

 再び、ASNAS弁当開発部ご一同様!
 容器の形状上、十重弁当が無理ならば、大九重弁当でもよかです。

オリンパスをドナドナし、ぶっといバズーガに♪JSB/BWV.147

20180730Amiba  拡大して矢印の先を見よ!(ハズキルーペ不要)
 これが何かおわかりになるだろうか?

 そう。電気カミソリの網刃(むかしは外刃って言わなかったっけ?)である。

 このあいだの土曜日の朝、ひげを剃ろうと思ったら、イタタタタタ!
 この痛み、経験がある。網刃に異常発生の予感。

 そして、案の定、網刃が微細に損傷していた。しかも、1カ所ではなく何カ所かにわたって。
 気が付かないうちに劣化が進んでいて、気が付いたこの日に晴れてその劣化を認識することになったのだ。そのままこれでひげを剃ったら血みどろ権兵衛になるところだった。

 このコンデジで撮った写真をぜひとも拡大して見ていただきたい。
 規則正しく配列した穴が乱れているのがわかるだろう。

  楊さんの言うことは聞かずに……
 ところで、コンデジで撮ったにしてはよく撮れているとあなたは思わないだろうか?
 ぜひとも思うべきだ。

20180730COOLPIX1 ついに堪忍袋の緒が切れて、私はあのピントが甘く解像度が低いオリンパスのコンデジに見切りをつけ、別なコンデジを購入した(PENTAXの一眼レフは自宅に置いてある)。

 買ったのはNikonのCOOLPIX A900である。
 価格も手ごろで、絞り優先撮影やAFモード選択などマニュアル撮影ができるのでこの機種にした。

 ヨドバシでコンデジを見ていると店員さん(応援販売員)が寄って来ていろいろアドバイスしてくれたが、このA900が費用対効果が最も良いように感じたし、店員さんもそう言っていた(Nikonの応援販売員だったし)。
 しかし、この日は見るだけ。
 そのあとの会食の時間が迫りつつあったからだ。

 帰宅後ネットで調べると、ヨドバシの店頭価格(ヨドバシ・ドットコムも)よりも、Joshinやキタムラの方が安い。

20180730COOLPIX2 翌日、再びヨドバシへ。

 A900を見ていると、女性の店員さん(仮に楊さんとしよう)が近寄ってきて、「SONYいいよ。ピント速い」とやたらSONYを薦める。ヨドバシのユニホームを着ていたのでSONYの応援販売員ではないようだが、とにかくSONYなのである。その機種はA900よりコンパクトながらセンサーはCMOS(持っていたオリンパスのコンデジはCCDだった)。ただし、マニュアル・モードがない。

 ちょうどそのとき、おたくっぽい客のお兄さんが楊さんに何やら尋ねてきたので、そのすきに私は別な店員さんにA900はこれより安くなりますかと尋ね、Joshin並みに値引きできることがわかったので、楊さんにばれないように購入を宣言。さらにオリンパス機も下取りしてくれたためさらに安くなった(こういった店頭で値引きしてくれることもあるので、ドットコムで買うのが良いとは言い切れない)。

 ということで、これまでのアップしたコンデジによる写真よりも、今日の写真はピシッと決まっているはずだ。

 でも、A900の写真は携帯電話で撮ったわけで、ぼわ~んとしている。
 どんなに技術が発達しても、カメラ自身を自撮りする機能は開発されていないのだ。

  太い。そして長くて硬い……
 A900を思いっきり望遠側にすると、「あ、あ、あらっ、なんて太くて長いのかしらっ!うふっ」て、アラフィフ女性なら心の中でときめくかもしれないような様相を呈する。

Doshin20180716 ウチの長男は元気で、次男はさっぱり音沙汰はないがきっと元気なんだろう。だが、息子は息子でもわが身のムスコは夏バテも何も、年がら年中広角モードだ。
 いやぁ、年齢による衰えというのはその年になってみないとわからないものだ。

 それにしても、新聞の第1面に、“生と性”だの“強化書”だのという広告が載るっていうのもすごい。
 夫婦で2冊セットの購入っていうのを狙っているように思える。
 ユウコって誰さ?
 
  ところで「ドナドナ(Donna Donna)」はユダヤ系アメリカ人のセクンダが作曲した歌(歌詞はゼイトリン)。
 このように、オリンパスのSTYLUSは荷馬車には乗せられなかったものの、昼下がりに売られたのである。

 なお、オリンパスの名誉のために書いておくが、私が持っていた機種はK'sデンキの新春初売りで1万円ポッキリで売られていたもの。そもそもがお手頃価格それなり製品だったと言える。しかもお金を払ったのは妻だったので、実は私は文句を言える立場にないのだ。
 一方、そのオリンパスの前に使っていたコンデジはやはりNikonのCOOLPIXだったが、最後はモードキーを押すとなぜかズームするという挙動不審が顕著になり処分した。どうか、今回の機種は末永く清く正しい振る舞いをしてほしいと願っている。

Bach147Gardiner 「ドナドナ」はさておき、今日は男性ホルモン過多だった(?)バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のカンタータ第147番「心と口と行いと生活で心と口と行いと生きざまをもって。Herz und Mund und Tat und Leben)BWV.147(1723初演)。

 ハロルド・C・ショーンバーグは「大作曲家の生涯」(共同通信社)のなかで、次のように書いている。

 バッハの性的衝動が強かったことは、彼の家族構成が立証する。彼は20人の子供を作り、うち9人が彼の死後も生き残った。これはどの大作曲家が作った家族よりもずば抜けて多く、最大のものである。大家族がそれほど珍しくなかった当時でも、これは大きな規模であった。

 有名な「主よ、人の望みの喜びよ」を含むカンタータ第147番は教会カンタータであってマリアがイエスを賛美する内容になっているが、子だくさんの話を読んだあとだと、いけないあなたは心とか口とか行いとか妙なことを連想しまうかもしれない(←しないって!)。

 でもこういう人がたくさんいたら、世の少子化問題はいっきに解決するだろうに……

 ガーディナー/イギリス・バロック管弦楽団、モンテヴェルディ合唱団、ホールトン(S)、チャンス(C-T)、ジョンソン(T)、ヴァーゴ(Bs)の演奏で。

 1990年録音。アルヒーフ。

  文句をつける前に確かめましょう!
 ところで、A900について付属のマニュアルがひどいというのがネットのレビューに少なからず載っていた。罵りに近い口調のものまであった。
 確かにここには詳しいことがほとんど書かれていない。しかし、Nikonのサイトで詳細な『活用ガイド』が無料でダウンロードできる。これを見れば、すべてが解決できる。
 
 で、A900でたまったポイントで、ヨドバシ・ドットコムの方で網刃をゲット。さらに、スリーエムのマイクロポア・スキントーン・サージカルテープも買った。
 このテープは、妻が医師から、手術の傷跡に3か月間貼り続けるように言われ、しかも他にはあまり売っていないので病院の売店で買ったものだが、そろそろなくなりかけていたのだ。
 また、病院まで出向いて買わなきゃならないかと思ったら、なんとヨドバシにあったのである。

 あぁ、だからブラックニッカも取り扱ってって!(通常配送だと何時に届くかわからないAmazonはけっこうストレスがたまる。おまけに前の日に来たこともあるし)。

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