September 2018
みんな栄華栄耀モード
何日か前に妻から歓びに満ちたメールが届いた。
何か?
今度江別にオープンする蔦屋書店の出店店舗が発表になったというのだ。妻はこのような日常のさりげないことに幸福を感じることができるのである。
まぁ、妻やあるいは江別市民の期待が大きいのはわかる。
この施設ができることによって牧場町のあたり-旧町村牧場や市立病院が近くにある-の雰囲気が一変するのは間違いない。
ただ、近隣に住んでいる人たちは便利になる反面、渋滞などで閑静さが損なわれるかもしれない。
妻からのメールには「あの担々麵のお店も入る」とか「函太郎も出店する」と書いてあった。
「あの担々麵のお店」というのは、札幌で店舗展開している『175°DEMO 担々麵』のこと。また『函太郎』は函館を中心に店舗展開する回転寿司店だが(大阪にもある)、江別蔦屋書店に出店するのは寿司店ではなく、こだわりのおむすびの店だという。
ほかにもカレー店、ハワイのイタリア料理店など、こう書いているうちに私もワクワクしてくるような店が勢ぞろいだ。
はっきり言ってこれまで江別にはこれといった外食店があまりなかったので、画期的なことだ。
人口が増加傾向。商業施設も続々
江別市は子育て支援策などが功を奏し、人口が微増している。
江別の良さは適度に田舎だということだ。田舎という言葉が悪ければ、自然が豊かな市ってことになる。
農地も多く、小麦の産地であり、江別産小麦を使った麺やパンの製造も盛ん。ブロッコリーやスウィートコーンなども有名だ。
町村農場があるように、酪農の歴史も古い。えぞ但馬牛という幻の牛肉はなかなか手に入らないが、たいそう美味しいらしい。
レンガの産地としても有名だ。
人口の増加に呼応してかどうかはわからないが、新たな商業施設も増えつつある。ロイズ上江別店(HPの写真は開店したときのものだが、いまではガーデンが作られている)やジョイフルエーケー、コメダ珈琲、ゆめちからテラスなどがここ1,2年の間に次々と出店、開店している。
また、ホクレンショップゆめみ野店の近くには新たなベーカリーショップも建設中だ。コストコ進出の噂もある。
江別蔦屋書店は当初、8月にオープンするの予定だった。それが秋に変わり、現時点では11月となっている。それが市民の待ち遠しい気持ちにさらに拍車をかけている。
栄枯盛衰?
一方、江別市に隣接する札幌市厚別区。
ここにある西友厚別店から無印良品が撤退する。10月22日だ。
これで北海道内の西友すべてから無印良品がなくなるそうだ。どうりでお盆時期に何も知らずに西友西町店に行ったとき、無印は跡形もなくなっていたわけだ。
かつての西友といまの西友は、名前は同じ西友でもまったく別な店なわけだが、それにしてもひどい。なんだか殺伐とした感じさえする。かつての西友の、ちょっとハイソな雰囲気、札幌市民生協西野店ではなく西友西野店で買い物をするという優越感は、いまはまったくない。むしろ逆だ。
厚別の西友にはときおりウチも行っているが、ほとんどの場合は無印良品を見に行くためだけ。
新さっぽろの無印の方がずっと充実しているが、買うものが決まっているときには西友の駐車場の方がすいていて車を停めやすかったのでちょっと行くには西友厚別の方が便利だったのだ。
でも無印が撤退したあと西友厚別に行くことは、ウチではなくなるだろう。
ところで、いまでこそ無印良品はちょっとおしゃれな、あるいはこだわった商品のラインナップとなっているが、かつては西友のPB(みたいなもの)だった。
西友西野店(昭和51年開店。西町店ではない)ではふつうの売り場にコーナーが設けられ無印の商品が置かれていた(無印の発売は1980年)。
無印というのはノーブランドのことであり、ここにあるスパゲティ製造の際に出るU字型の麺の端切れなんかが売られていた。それと、このメモ帳はけっこう愛用したものだ。
ノーブランドがすっかりブランドになり、西友はすっかり西友でなくなった。
かつては大の西友好きだった私としてはとても残念である。
デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-1474 フランス)の世俗曲「さあ 友だちよ 目を覚まそうよ(He,compaignons,resvelons nous)」を捧げたい。
とはいえこの曲、西の友を叱咤激励するような内容ではなく、くよくよしてないで飲もうぜ!ってもの。4声のロンドーである。
ロンドン中世アンサンブルほかの演奏。
1980年録音。オワゾリール(TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION)。
写真は(CDジャケットは除く)上から、江別駅南口バス停/小麦畑(江別市内)/早苗別川水門(江別市内)/むかしの西友のロゴ/NHK札幌第1・江別ラジオ放送所アンテナ(江別市郊外)。
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