大阪市内中心部某ビルの地下にて
ガムテープ不要
あの『巨〇』の流れを汲んだ、反復横跳び的繰り返し連呼型タイトルのメールがまたまた届いた。
ただ、こちらの場合は審査に通った後に、お金をガムテープでとめるってことはしてないようだ。
あいかわらず配信停止のメールアドレスはおバカな感じだが……
ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II 1825-1899 オーストリア)の「常動曲(無窮動/Perpetuum mobile)」Op.257(1861初演)。
ここでも書いているように、常動曲というのは何度も繰り返し演奏するように書かれた曲で、常動曲を指すイタリア語の moto perpetuo には《永久機関》の意味がある。
私にとっては、ちょうどクラシック音楽を聴きはじめたころにやっていたTV番組の「オーケストラがやって来た」のオープニング曲としてこの曲を知った。
山本直純がオーケストラの各楽器を紹介する形に編曲し、最後は会場のみんなと「♪ オーケストラがやってきたぁ~」と歌うのだが、いまになって冷静に振り返るとちょっと気味の悪いノリだった。指揮者はもちろん、観客も。
ただ、この編曲にしろ何にしろ、山本直純ってすっごく才能があった人だってことはわかる。
「常動曲」でウチにある音源はアバド/ウィーン・フィルの1991年のニューイヤー・コンサートのCD。
そういう性質の録音なので、いまとなっては当然のごとく売られていない。
チクチク攻められそう……
そして……“愛歯”ねぇ……。《音》だけだと「アオ!」って言いたくなる。