先日、車の24か月点検を受けに行って来た。
SUBARUに着くと「お車で何か気になるところがありますか?」と聞かれたので、「これはしょうがないことなのかもしれませんが、向かって右側のガラス、じゃなかった、ライトが内側から曇って来てるんです」と訴えてみた。
「では、そこも診てみます」
「お願いします」
こうして、愛車B4はドック入りした。
この右側のライト-上側-の内側からの曇りは、水滴によるいわゆる『曇り』ではないようで、上に、そしてここに載せたように、樹脂の透明度が下がっているものだ。これがさらにひどくなっていくのは間違いない(そういう車をよく見かける)。しかも、右側だけというのが、どうも気にいらない。まだ両目が同じように進行している方が、望んではいないが納得できる。
内側から磨いてくれたら……
待つこと1時間ちょっと。
「終わりました」
で、ライトがどうなったかというと、こうなった。
おわかりいただけるだろうか?
ほとんど気にならない程度になった。
SUBARUの整備士さんが、曇ったこのカバーをはずし、内側から磨いてくれたのだ。どういうふうに磨いたのかは不明だが、口頭説明では「コンパウンドで」と言っていた。
いずれにしろ、すばらしい。
私はとても感心し、すっかり満足したのであった。
ブラウンのソプラノ、セヴァスティアーニのギター伴奏で。
2009年録音。ブリリアント・クラシックス。
なお、SUBARUの整備士さんによると、樹脂製なので今後曇ってきたり黄ばんできたりするのは避けられないそうだ。
気になるけどマイペンライという感覚でいるしかない。
お腹の壊し方の程度によると思うのです
「マイペンライ」のことを、私はANAの機内誌『翼の王国』9月号に載っていたエッセイで知った。書いているのは『たばいも』さん。
「マイペンライ」は「大丈夫」とか「気にしない」など、多くはポジティブに使われる言葉で、日本人にとっては「もうどうしようもない!」と泣き崩れるような状況でも「マイペンライ」と言う彼ら。確かに「どうしようもない」なら、気にしない方がいい。そのほうがよりいい未来が開けそうだ。
まったくである!
すばらしいポジティブ・シンキングである。
でも、である。
飛行機に乗っていて、まだシートベルト着用サインが点灯したままで、でもそのとき急におなかが下ってきて、脂汗を流しながらがまんしたものの、そのとき右脳のすみっこから悪魔が「もう出しちゃたら楽なんだよ」とささやき、そしてついぞ漏らしてしまったとき、私は周囲の乗客並びに客室乗務員各位に「マイペンラン!マイペンライ!」と悪臭を放ちながら笑顔で言えるかというと、絶対に言える自信はない。