私が一人寂しく暮らしているここ大阪のマンションには、月に3度くらいの頻度で、郵便受けに古物商もしくは金属くず業(この両方を兼ね備えていることが多い)の店のチラシが入っている(だからこれで寂しさが少しはまぎれるっていう話ではまったくない)。
1つの店のチラシは月に1度であり、3つほどの店が絶妙にタイミングをずらしてチラシを入れている。
チラシの内容は金属くずを買ってくれとか、おまえは水道の蛇口ほどの役にも立っていないというクレームではなく、主に金属製品を無料で回収して差し上げますってものだ。
回収指定日にチラシの上半分ほどを切り取って回収してほしいものに貼ってゴミステーション前に出しておくのだが、そうそう利用することはないもののなかなか便利で、私はこれまでにスチールラックを2つ回収してもらっている。
その無料回収品で、私にとっては謎なのが、プリンターはエプソンのものしか無料回収の対象になっていないことだ(どのチラシもそうだ)。
私はこれまで、歴代、NEC、HP、CANONのプリンターを使ってきた。エプソンのプリンターを購入したことはないが、エプソンの製品は金属製なのだろうか?
そうでなければ、エプソンだけが無料で回収してもらえるという理由がわからないではないか!
疑問はもう一つある。
電気製品で無料回収してもらえるのはダイソンのものだけだということだ。
ダイソンの製品には貴金属が使われているのだろうか?
子供の三輪車は有料で大人の三輪車は無料とあるが、大人の三輪車っていうのは三輪自転車のことだろうか?それともなにかエッチな意味が隠されているのだろうか?
サックスとトランペットはいいのに、ホルンやテューバはだめらしい。っていうか、この人がホルンとかテューバとかトロンボーンのことを知らないのかもしれない。
となると、ツィンクとかオフェクレイドなんて絶対に持って行ってくれないだろう(持っている人もいないだろうけど)。
ペーツェル(Johann Christoph Pezel 1639-94 ドイツ)の「5声の吹奏楽(Funffstimmigte blasende Music)」(1685刊)。
2本のツィンクと3本のトロンボーンのための76曲からなる曲集。
今日紹介するディスクは抜粋盤で16曲が収められている。
リンク記事にも書いたが、このディスクには私が追い求め、ついに再会できたあの3曲は収められていない。
エヴァルド金管五重奏団の演奏。
2007年録音。Hungaroton。
いきなり香水(こんな光景もあったなぁ)がでてくるのも、掟破りのようで驚かされるが、たしかに『消化器』がダメだというのは理解できる。