vpass を名乗るスパムメールのことを書いたのは、ついこないだのように感じる。しかし、間違いなく半月が経ってしまった。
コロナコロナと連呼されてなんとも落ち着かない憂うつな日々を送っている今年は、月日が経つのがなぜか早いように感じる。コロナコロナと騒がれ続けているうちに、そのまま1年が終わろうとしている。
私はお祭りなどの季節の行事にはあまり関心がない。しかしそれでも、ふだんならそういうイベントが行なわれているって情報は入ってくるわけで、イベント自体がなくなると当然そういう情報はなく、ただただ平坦な日々が過ぎ去っていくわけで、季節感を失ったまま気がつけばもう年末だ。
そういう意味では、一生懸命内容を考えて、でも日本語などがちょっとヘンあるスパムメールをせっせと作って送ってくる人たちの元気の良さというか厚かましさには感心してしまう。
そういう意味では、一生懸命内容を考えて、でも日本語などがちょっとヘンあるスパムメールをせっせと作って送ってくる人たちの元気の良さというか厚かましさには感心してしまう。
あのあとも、こんなのが粗悪遮断通知として送られてきたが、vpassだの三菱UFJだのJCBだのセゾンだの豪華ラインナップだ。セゾンに至っては差出人アドレスが私のアドレスになっている始末だ。やれやれ……
コロナによって感じる圧迫感は、やはりマスコミがコロナの恐怖を必要以上に強調しているせいだとは思う。警戒や予防対策は必要だが、快方例はほとんど詳しく報じず、死んだだの医療崩壊だのばかり強調している。
インフルとの危険度の比較もきちんと報じられているようないないような、である。
それで国民に冷静になれってTVのコメンテーターなんかにしたり顔で言われたって無理ムリ!
感化とか便乗ではなく、電池切れ∴
ともかく、私も暗い世相を報じるマスコミに必要以上に感化されないよう、まずは体温計を買ってきた。
感化されているじゃないかって?
いやいや、そうじゃなくて、いま使っている体温計の電池がなくなりかけてきているように思えたからだ。それはテルモの電池交換ができないタイプなのだ(電池の誤飲を防ぐため、電池交換できない仕様になっているって書いてあったけど、なんかヘンな感じ)。
一時期はドラッグストアや家電量販店で体温計の姿が消えたが、いまはほぼふつうに買える。
そういう時期に買い替えておくことは『感化』ではなく『危機管理』である。
ちなみにこれは APIA に入っている「シティドラッグ」という「コクミン」系の店で購入。
なお、ヨドバシカメラにも体温計はふつうに並んでいた。しかし、PASEO のサツドラ「クレアーレパセオ西店」には赤ちゃん用の体温計しか残っていなかった(なおこの店では11月4日に従業員が新コロに感染し、消毒作業をしてその後営業を再開したという)。
冬靴を買って季節感を味わう
その翌日は-私は有給休暇を取得させていただいたのだが-新札幌で冬靴を買った。
昨シーズン履いていた冬靴が足に合わず、いまだに痛みが残っているのは何度も報告したとおりだが、今回迷うことなく買うことに決めていたのは、夏靴で履き心地が良かったのでお気に入りになった「moonSTAR」の「BALANCE WORKS」の冬靴(雪上防滑タイプ)である。
あなたには興味はないかもしれない型番は「SPH4613SN」であり、私が思うに SN は SNOW の略ではないかと察する次第だ。
底の溝の深さが「ほんとうに滑らないの?」って感じで浅いが、ガラス繊維入りラバーを使っているという。かつて、クルミの殻をゴムに混ぜたスタッドレスタイヤが売られていたが、クルミよりガラス繊維の方が効きそうではある。
確かに私の過去の経験では、溝が深いから滑らないというわけではなく(特に氷上では溝の深さはあまり関係ないし)、素材や柔らかさによると思う。硬い底は滑りやすい。
この日は平日にもかかわらず、そして10時の開店直後にもかかわらず、なぜかサンピアザもイオンもカテプリもDUOもけっこう混んでいた。北海道の新型コロナ感染者がどんどん増えている、このさなかにである。
って、そんなときになんであなたも出かけたの?って話だが、先週の初めには朝にけっこう雪が積もっていて、新たな冬靴を早急に準備する必要があったことと、実は妻の免許更新があったからだ。
1回当たりの受講者数を減らし、講習の回数を増やして対処中
更新通知連絡書には“(更新センターでは)現在、整理券配布による入場制限を実施し、……”と書かれていたので、妻が江別警察署に問い合わせたところ、警察暑での更新手続きだとほぼ密になることはないが、問い合わせた時点で最短で講習を受けられるのはすでに12月の末になるということだった。
そのころになると、コロナの状況がまたどうなっているかわからない。
ということで、この日私は妻を厚別警察署内の「厚別優良運転者免許更新センター」に送迎したのだった。
DUOの駐車場に車を停め(7:30オープンである)、8時ちょっと過ぎにセンターに行くと外には20人ほどの列。
しかし、8:15頃に係の男性が外に出てきて「整理券を配ります」と言い、1人ずつ順に中へ。
私は邪魔者なのでここでいったん新札幌駅界隈へ戻ったが、妻からメールが来て、本来なら1回目の講習開始時刻は9:30からだが、9時少し前から始めるという。
1回当たりの受講人数は制限するが、その分講習回数を増やしているらしい。
免許センターといえば8:45の始業開始時刻までなにも受け付けないという強烈な印象(そして現実)があるが、世の中のこんな状況に、さすがに混雑を緩和するためにやり方を変え時間も繰り上げたのだろう。もっとも、その方がセンターの職員の人たちの身の安全も保てる。
さて、8時過ぎに新札幌界隈を散策しながら時間つぶしをした私だが、JR新札幌駅から厚別署側方向に行くことなどまずないので、高架下に居酒屋などがけっこうあることを知りプチ驚愕。まあ、利用する機会はないだろうけど。
そもそもタクシー乗り場近くの高架下が「新札幌名店街」という名前がついていることさえ知らなかった。
9時過ぎになったころに、DUO1の通路をぶらぶらしていたら、なんと東尻さんに遭遇。
なんでも、時差出勤シフトが敷かれていて、遅くずらしてこれから出勤ということだった(彼は厚別在住である)。
マスクをしていてもわかるものなんだなぁと自分に感心。
妻の方は9:30ごろに終わり、話はループするが私の冬靴を買い、無印良品であれやこれや買い、ほかにもいろいろ買い物をして(イオンでナガネギなど)帰って来たのであった。
ランジバラン(Behzad Ranjbaran 1955- イラン)の「ヴァイオリン・デュオのための6つのカプリース(6 Caprices for Violin Duo)」なる、かなりマニアックな曲を。
このCD、どういう気構えで購入したのかちっとも記憶にない。