今日から確定申告の受け付けが始まる。
例年だと医療費控除の還付をしてもらうために市民会館に設けられた特設会場に行って申告しているのだが、今年はコロナの感染拡大で一部予約制にするだの整理券を配るだのという、仮に出向いても極めて不確実な状況であることと、ほかに一時所得と寄付金控除の申告もしなくてはならないので、国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」で書類をつくることにした(ウェブサイトで「コーナー」って名称がついていることにちょっと違和感を覚えるが)。
“書類を作ることにした”というのは、マイナンバーカードを作っていない私は e-Tax での申告ができない。つまりオンラインで申告が完結しないから。
そのためこの『コーナー』で必要事項を入力し、書類を印刷し、その印刷したものを税務署に持参して提出、もしくは郵送する方法しかないからだ。
そして私が選んだ提出方法は郵送。ちょろちょろ出かけない方が世のため人のため自分のためだ。
実は私が加入している厚生年金は、以前は独立した年金だった。それが厚生年金に統合されたのだが、その際にその独立した年金の一部については、65歳以降に厚生年金にプラスして支給される形になっていた。
しかし、いつまでもそんな制度を維持しては財源がもたないし組織も解散したいということで、一時金を払いますのでもう将来のプラス分の支給は勘弁してくださいってことになったのだ。
将来、生きている限り毎月もらえたはずのそのプラスアルファ分の年金が無くなり、(もしそれなりに長生きしてずっともらえた場合に比べたら)それよりはるかに低い額が手切れ金として支払われたのである。
額としては小さいが、でも給与収入以外に20万以上の一時所得があるときは確定申告しないと脱税ってことになってしまう。
ということで、税金をさらに払わなければならない。
年末調整で戻ってきた分がチャラになる。
やれやれ……
そういうわけで、本日書類を投函する。
どうか、書類に不備があったという連絡が来ませんように!
私が持っているグローヴズ盤は入手できなくなって久しい。
※ 写真に写っている書類では確定申告の期限が3月15日になっているが、その後4月15日まで延長になった。