ウチの車が心無いカラス野郎に糞をかけられまくったという現代の悲劇については、ここで報告した。
先日、仕事でアルフレッド氏と会ったのだが、そのときに「カラスに糞かけれまくって、あったまに来る」と、私の苦しくも切ない胸の内を吐露すると、アルフレッド氏もカラスには悩まされているという。
庭の芝に来ては芝をくちばしで突っつくのだそうだ。
アルフレッド氏の分析によると、芝の下に生息している昆虫の幼虫を食べているらしいという。
ならば、オルトラン粒剤とかなんとかを散布すれば幼虫は死滅し、カラスは来なくなることになる。
だからアルフレッド氏の場合は解決の糸口が見えている。おまけに糞はたらされていない。
こっちは糞を空中投下されているのでどうしようもない。
まさか、カーポートの天井部分に雲の網のようにテグスを張り詰めるわけにもいかない。
そんなとき、新聞で上の広告を発見!
これはいいかも!、、、と思いきや、結局は“直接、人や動物を狙わないでください”。じゃあ、“連射で撃退”じゃないんじゃない?
いったい、BB弾はどこに向けて発射しろというのだろう?
やれやれ。
これならカラスが堂々とやって来たときに、むかしの「トムとジェリー」の「なにがなんだかわからない」の回で、ジェリーがねずみ嫌いのジョージ(トムのいとこ)を脅かすときに叫んだ「アッポン!」を私が叫んだ方がまだ効果的のような気がする(しかえしが怖いから、叫べないだろうけど)。
デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「時と大鴉(Time and the Raven)」(1995)を。
こんな広告もあった。
“実際には人手は要りません”って断り書きするくらいなら、最初からイメージ画像を載せない方がいいように思うのだが……