読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

November 2024

ちゃんと自立していないやつはお呼びじゃない!←TVスタンド狂騒曲

  きっかけはブルーレイレコーダーの老衰
 わが家のリビングに置いているテレビ。

 買い換えたときに、テレビ台はそれまでのものをそのまま使い続けようと思い、実際それを使っていたのだが、やっぱりけっこう場所をとるし、むかしっぽさを強く感じるようになった。

 テレビを買い換えたのはテレビが壊れたからではなく、ブルーレイレコーダーが壊れたから。
 私は テレビの番組を録画することはめったにないし-お孫ちゃんが来たときのためにアンパンマンやちびまる子ちゃん、(終わってしまったがアニメの)はたらく細胞を1話ずつ残しておく程度だ-DVD もブルーレイディスクも観ることはほとんどない。

 しかし、妻はレコーダーのハードディスクがいっぱいになるまで録画をため込んでいるし、ディスクもよく再生して観ている。
 ブルーレイレコーダーが壊れたのも、妻がサザンオールスターズの MV のディスクを観ている時で、映像が飛んだり、同じトラックのところで繰り返しループするようになった。

 憤った妻はレコーダーを買うために私を誘って家電量販店に行った。
 と、たまたまその日やっていたのが SONY フェア。「いまこのテレビを買うと、ブルーレイレコーダーが実質ゼロ円で買えるくらいお値引きしています」という言葉に、「いや、でも今年は何かと出費がかさんでるしなぁ」と夫婦2人で大いに悩んだものの、ご親切に過去の購入履歴を調べていただいたところ、いま使っているテレビもレコーダーもテレビ台も14年前に買ったものだということがわかり-つまりセットで同時購入。それにしても、なんて長持ちなんでしょう!-、これじゃあテレビだって近いうちに寿命を迎えるのは間違いないだろうってことで、レコーダーと一緒にテレビも買い換えることにしたのだった。

 で、その新しいテレビが14年前製のテレビ台に載せられるサイズだったので、テレビ台はそのまま使い続けることにしたのだ(よく言えば、節約できるところは節約するという美しい行為だが、考えようによってはこういうところが潔さの悪い貧乏人根性ってことになる)。
 しかし、テレビとレコーダーが替わると、最初に書いたようにテレビ台からは古さオーラがビンビン放たれるし、経年による変色も目立つ。そしてまた、台の棚に何かとモノを入れすぎてしまうし、そのせいで掃除しにくくなって、長年のほこりがこびりつくように蓄積している。

 ということで、テレビスタンドを買いに、先月の某土曜日、家電量販店に行った。

  壁際に置かれずに展示されていた壁寄せタイプ
 最初に見たテレビスタンドは、価格的にも大きさ的にも手ごろだと思ったが、対応してくれた店員が「これは高さ調節ができない」と言う。画面の中心の高さが、ソファに座って観たときにちょうど目線に合うのが望ましい。で、他にもいろいろ聞いたが、この店員さん、いろいろマニアックなことを言ってはいるが、あまりこっちの相談には乗ってくれようとしない。売る気がないのかなって感じ。いや、いま思えば、テレビスタンド事情には詳しくなかったんだろう。

 ということで、いったんちょっと売り場を離れ、あらためて別な店員さんに聞いてみた。
 現状の写真を見せ(実際に見せた写真には各寸法を記入した)、「部屋のコーナーに置きたいのですが、テレビの高さも調節できるスタンドはありますか?」と、SONY のブラビアに合うスタンドについて相談した。

202410TV

 タイメッツの KF-650というスタンドが展示されており、また、ウチと同じテレビも近くに展示されていて、店員さんは何度もテレビとスタンドの間を行き来してメジャーで取り付け位置を測って確かめてくれて、「このスタンドで大丈夫です」ということになり、これに決め数日後に配送、組み立て、設置してもらうことにした。

202410TIMEZ1

  不適格であるという大問題が発生
 ところが家に帰ってあらためてカタログを見ると、この KF-650は『壁寄せスタンド』であり、なんと「※必ず壁に寄せて設置してください」と書かれているではないか!

 店員さんは高さ調整の範囲を確かめることに集中したあまり、「テレビはリビングのコーナーに置きます。だってそんな広い壁面、ウチにはないもん」と伝えたことを失念してしまったのだろう。
 いや、もしかすると、テレビスタンドについて詳しい店員さんはあまりいないのかもしれない。スタンドは家電製品ではなくどちらかといえば家具なわけだし、店内に展示されているスタンド類も、ほとんどが壁に寄せて置かれているわけではないから。
 そして私も、家に帰ってカタログを見返すまで、スタンドに壁寄せスタンドと置き場所を選ばない自立スタンドがあるとは知らなかった。

 でも、知ってしまった以上、必ず壁に寄せろと警告されているスタンドを、いやいや大丈夫だろうと部屋のコーナーに置く勇気も無謀さも私には備わっていない。お孫ちゃんが遊びに来たときに倒れてきたらたいへんだ。私がテレビの前で腕立て伏せをしているときに倒れてきたら、腹ばいのまま下敷きになって長時間にわたって動けないかもしれない。
 どーしよう、どーしよう。夕食も喉に通らない。ハイボールの杯数だけが進む。

 翌日、店に行って、昨日の店員を探し、昨日買ったのは壁寄せスタンドでウチは部屋のコーナーに置くのでそれではだめで、だから自立スタンドでなきゃ危ないわけで、このカタログにある KF-750 に交換したいのです」と、自立できない迷える子羊のように懇願した。

 自分で前日の夜に調べたところ、その KF-750はテレビの画面センターの高さが床から81センチから95センチまで調整できることもわかっていた(妻の希望は90)。

202410TIMEZ2


 店員は「そうでしたか」と言った。やっぱりコーナー設置のことは頭から抜けてしまっていたようだ。あるいは、やっぱり壁寄せと自立について、あまり深く考えてなかったのだろうか?(たいして驚きもしなかったので)。そして、「その商品も在庫あります。展示もしてます」という。

 なんと、展示品を見せてくれたら、その機種は前日の最初に応対してくれた店員が「高さ調節ができない」と言った、最初に見たスタンドだった。

 やれやれ。う、そ、つ、き……

 高さ調節ができるとわかっていたら、別なスタンドを細かく測ってもらってばっちりですねと笑顔で購入、クレカで1回払い、したと思いきや、私が選択すべきものは寄りかかるやつではなく自立したやつだという重大な事実が判明して眠れぬ夜を過ごし、翌日焦りと不安のなか店に乱入、いや、速足で入店し、あの人はどこ?と前日の店員を探し当て、「あれはだめです。倒れる恐れがあります。そしたら下敷きになるかもしれません。だから機種変させて」と別な機種に変更し、ストレスのために一晩のうちにあっというまに口角炎まで発症させる必要はなくて済んだのに……

 まあ、とにかく、テレビは無事スタンドに取り付けられ、それはリビングのコーナーに適切な高さで設置されたのだった。

202410TVstand

 ところで壊れたブルーレイレコーダーのハードディスクに残された、妻が大切だと言っていた数々の録画した番組。ディスクにダビングしようとしてもディスク自体を認識しないわけで、救出不可能。
 妻が気の毒である。50枚入りの録画用 BD-R まで買って準備していたというのに……

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)のヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲(Rapsodia concertante per Violino et Orchestra.ヴァイオリン協奏曲第1番)(1948/改訂'71)。

IfukubeSymphonyConcertante



砂嵐の向こう側で行なわれていた行為はどんなものだったのだろう?

  廃止されるのは3便だけ
 10月22日付けの北海道新聞の記事を見て、驚きのあまり朝食の雑煮のもちをのどに詰まらせそうになった人もいるだろう。それぐらい衝撃的だった。
 12月1日のジェー・アール北海道バスのダイヤ改正で「ゆめみ野線」が廃止になると書かれていたからだ。

20241022Doshin

 正月にはまだ早いので、朝から雑煮を食べている住民がおそらく皆無だったのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。もちろん、私も雑煮は食べていなかった。前日の夕食で残ったご飯でお粥を作って食べていた。熱いことさえ気をつければ、のどに詰まることはないメニューだ。

 廃止の理由は運転手不足だという。利用客が少ないことへの報復措置でなかったことが何よりである。
 しかも、廃止されるのは 上江別公園→新札幌の路線(朝に3便だけ運行)であり、上江別公園→江別駅前は残るようだ。おそらくは上江別公園→市立病院前→上江別公園の循環便も残るのではないか?

20241101JRHバス時刻表

 いずれにしても、詳しい発表が待たれる。

 ところで「ゆめみ野線」の「ゆめみ野南町」バス停(住所としては上江別南町になると思う)の近くに、ホワイト急便がある。クリーニング店だ。横の壁には『せん♡たくやくん』というキャラと文字が描かれている。

202310BusMapEbetsu

202410Sentaku

 これを見て、私と同じの世代なら往年の名作とされる裏ビデオの「洗濯屋ケンちゃん」を想起しない人はいないのではなかろうか?

 私も自分でVHS のビデオデッキを2台買ったとき、誰から借りたかまったく記憶にないが、孫の孫のそのまた孫の孫のさらなる孫の孫くらいにわたってダビングが繰り返されていた「洗濯屋ケンちゃん」のテープを手にした。映像が乱れ何が写っているのかさえよくわからなくなっているこのテープを、さらにダビングして自分の所有物とし、そのますますもって砂の嵐のようになった画面を、それでもワクワクドキドキしながら観たものだ。

 だが、観たというそのことだけの記憶はあるが、恐ろしく画像が悪いこともあって、ケンちゃんがどんな人で、どんな女優がどんな『パフォーマンス』をしていたのか、さっぱり覚えていない。
 ストーリー?それは最初からどうでもよかった。

 ※ 11月4日、追加掲載 ↓

20241103BusStop

♪ 今日の一曲 ♪
 グローフェ(Ferde Grofe 1892-1972 アメリカ)の組曲「デス・ヴァレー組曲(Death Valley suite)」(1949.全4曲)から第4曲「砂嵐(Sand Storm)」。

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