CouperinOrdreCompBaumont  第4曲に注目していただきたい
 クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「第20組曲(Ordre No.20)」。
 1730年刊の「クラヴサン曲集第4巻(Pieces de clavecin quatrieme livre)」に収められた最初の組曲である。

 「第20組曲」は次の8曲からなる。

 1. マリー王妃(La Princesse Marie)
   ⅰ. (無題)
   ⅱ. (無題)
   ⅲ. ポーランド風の歌(Air dans le gout polonois)
 2. 道化(前曲に続くポーランドの歌)
    (La boufonne(Air polonais pour la suite de la piece precedete))
 3. かわいい子供,または愛らしいラジュール(Les cherubins,ou L'aimable Lazure)
 4. クルイリ,またはクープラン嬢(La Crouilli,ou La Couperinete)
 5. 利口なマドロン(La fine Madelon)
 6. 優しいジャヌトン(La douce Janneton)
 7. セジル夫人(La Sezile)
 8. タンブラン(Les tambourins)

 それぞれの曲のタイトルが何を意味するのか私にはよくわからないが、とりわけクープラン嬢というのがこの曲を書いたクープランとどういう関係なのか、じゃあクルイリってのは何なのか、考えても無駄だが気になるところだ。

 ボーモンの演奏で。
 
 1991年録音。ワーナー。

IMGP0322Edited  これは便利!助かるわぁ~
 ところで、先月名古屋に行ったときにマチナカで見かけたあまりに日常に溶け込んだ非日常的光景。

 ヘルスやソープランドが入ったビルの向かいには24時間営業の託児所が。

 ススキノでは見かけた記憶がないが、見事なまでにニーズに応えた施設だ。
 私が気づかないだけで、ススキノあたりでも託児所はあるのかもしれない。

 ママ、ちょっと働いてくるからここで遊んでいてね。
 うん、ママわかった。

 こうしてソープランド嬢は安心して仕事に行けるというわけだ。

 で、クープラン嬢というのは誰なのだろう……

 なお、私たちはここを通っただけで、焼き肉屋へ向かったというのは間違いのない事実である。