3時から飲める店を探せ!
今月は31日がその日だそうだ。
その誕生のいきさつも存在意義もわからない、プレミアム・フライデーってやつである。
2月24日の第1回プレミアム・フライデー。
この日の夜の(そして翌朝の)NHKのニュースでは、この良き日を満喫している企業が取り上げられていたが、広いニッポンで、これら極々少数と思われる“選ばれし優良な”企業(や官庁)が実施してることを(それも自主的かどうか疑いたくなっちゃう)、日本全体の企業がこうだみたいに普遍化して報じることが、プレミアム・フライデーがまったく浸透していないことを逆に露呈している。
「全国で一斉に始まったこの取り組み……」って、この日、わが社ではプレミアムのプの字どころか、フの字も゜の記号も話題に上らなかった。
また、この日はちょうど3時すぎに私は外勤に出たのだが、支社近辺のビルから退社して出てくるプレミアムなヒトは誰1人見当たらなかった。
しっかし、誰がこんなこと考えたのかね?イソップかな?
誰が「それはすばらしい!」と同意したのかね?塚本センセかな?(って知らんか?)
この日の霞が関では、15時過ぎに帰宅ラッシュが始まったのかね?
NHKにべったりはりつかれて取材を受けていたどこかのIT企業の社長は、土日だけならなかなか行けないスキーに行くって言ってたのに、そのあとの画像では社員と大ジョッキで乾杯していた。
スキーに行くんじゃなかったの?
飲んでから行くの?
まっ、いいけどさ……
骨折に気をつけてね。
いや、あたしにゃ関係ないけどさ……
ふつうなら、3時に仕事が終わったなら家に帰ってスキーに出かける準備をするよな。
こういう流れにも報道のウソくささを感じてしまう。
まさかスーツの下にウェアを着ているわけじゃないだろう。
ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の合唱曲「金曜日の午後(Friday afternoons)」Op.7(1933-35)。
W.ド・ラ・マールほかの詩による児童合唱とピアノのための作品で、次の12曲からなる。
1. けだるい心労(鬱陶しい悩み)よ去れ(Begone,dull care)
2. 悲しい物語(A tragic story)
3. かっこう(Cuckoo!)
4. エイ・オー(Ea-oh)
5. 新年のキャロル(A new year carol)
6. 私は日曜日に結婚しなければならない(I must be married on Sunday)
7. ニューイントン生まれの男がいた(There was a man of Newington)
8. 魚とりの歌(Fishing song)
9. 便利な鋤(The useful plough)
10. ジャズマン(Jazz-man)
11. 1匹の猿がいた(There was a monkey)
12. オールド・エイブラム・ブラウン(Old Abram Brown)
コープ/新ロンドン少年合唱団,ウェルズのピアノで。
1994年録音。ナクソス。
午後3時過ぎから飲んだら、まぁ、3時間もすりゃもうありがたくなる。
となると、金曜日の夜は逆に大人のための飲食店は閑古鳥が鳴くってことになるかも。
景気が悪くなるわい……
ほほう、こりゃ安心
骨折といえば、こんな建物を見かけた。
これを便利と言わず、何と言おうか!
病院付き介護施設に匹敵する配慮と言えるだろう。
道場で骨折しても、すぐに継いでくれるってわけだから。
それとも私、なにか根本的な勘違いをしております?