新年を迎え、早いものでもう12時間が経ってしまった。
こうなってくると、読者の方々の中には、なんとなく焼き方や揚げ方が甘かった肉、口に入れた瞬間違和感をおぼえた生ものによって、胃腸の調子が悪くなっている人もいるかも知れない。
札幌市もこのように警告している。
注意するにこしたことはない。
この私も、胃腸の調子は悪くないものの、胃がもたれている気がする(『ザッツ21』を買っておいてよかった。私は危機管理能力に長けていると思わざるを得ない)。
北海道の風習・慣習・掟にしたがって、昨夜の大みそかには『すし一丁』の出前のお寿司を食べ、さらにその3時間後には今さらながらだが、細く長く生きるように年越しそばを食べたからだ。
しかも今朝は日本の伝統に抗せず、雑煮を食べてしまった。
胃もたれの原因は、単なる気のせいかも知れないが、もしかすると食べ過ぎのような気がする。
大食漢ということに敬意を表し、今日はレーガー(Max Reger 1873-1916 ドイツ)の、代表作とされる「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(Variationen und Fuge uber ein Thema von Mozart)」Op.132(1914)。
主題はモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(K6.300i)の第1楽章(ついでに言っておくが、この曲の第3楽章は有名な「トルコ行進曲」)。
レーガーのこの管弦楽曲は、主題と8つの変奏、そしてフーガの10曲からなる。
曲はそういうことではあるが、ここに書いたように、レーガーの食べっぷりはケダモノもかなわないほどのもの。
なわけで、極度の肥満。43歳の若さで心臓発作で亡くなった(年齢的にはモーツァルトより長生きしたわけだけど)。
1989年録音。フィリップス(現行盤は“TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION”)。
お節料理に欠かせないものの1つに蒲鉾がある。
でも、ここにはどう考えても売っていないだろう。
さ~てと、それはそうと、そろそろ今年最初のお昼ご飯を食べることとするか……





3時間とはたいへんですね。私は昼寝(午前と午後の2回)に計2時間費やしてしまいましたが。