熊 する
 前回、どう頭を悩ませても自称しているようには読めない Bear を紹介したが、世の中、案外とクマ好きが多いのか、注意してみると意外とクマがいるものである。

 これはメジャーな部類に入る、AIR DO の BEAR DO。コアラじゃない。

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  緑熊  
 明るくヤル気のある方を歓迎しているというこのお店は、店名にクマのクの字も、ベアのベの字も入っていないが、キャラがクマである。なんだかヤル気がなさそうににも見えるけど……

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  白熊
 同じくクリーニング店。クマ社会とクリーニング店は特別な協定でも結んでいるのだろうか?
 
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 看板が古くなっていることと、同じく外壁に年季が入っているので、ホワイトという主張がいま一つ弱い。
 でも“一点一点手仕上げの店”なのだ。
 良い仕事をしてくれそうな気がする。

  熊猫
 これは、『パンダ っ子』と『パン 抱っこ』をかけた店名。
 そんな説明要らないって?そうですね、はい。
 けど、これすら間違った解釈かもしれない可能性はある。店の人に聞いてみる勇気は、私にはない。

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  赤熊
 これはJRのRED BEAR である。

 「まもなく1番ホームを列車が通過します。ご注意ください」

 そのアナウンスを耳にし、近づいてくる列車を見ると、頼もしさを感じる RED BEARではないか!

 が、近づいてくると何にもけん引していない。
 機関車だけ。つまり“列”車ではない。ちょっと小ばかにされた気分。いや、がっかりした。

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 クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「酔っぱらいと猿と熊たちによってひき起こされた一座の無秩序と混乱(Desordre et deroute de toute la troupe, causes par les ivrognes, les singes et les ours)」。

 1717年刊の「クラヴサン曲集第2巻(Pieces de clavecin second livre)」(第6~12組曲)の中に収められている「第11組曲(Ordre No.11)」(全5曲)の第5曲は「昔の偉大なメネストランディーズの記録」。
 この「昔の偉大なメネストランディーズの記録」は5つの部分からなり、その最後の部分が「酔っぱらいと猿と熊たちによってひき起こされた一座の無秩序と混乱」である。

 ボーモンのチェンバロで。

 1993年録音。ワーナー。

  鎖熊
 名古屋にて

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