ルーマニアの名ヴァイオリニストであり、作曲家でもあっ75bc9ea4.jpg たエネスクの代表作といえば、ルーマニア狂詩曲第1番イ長調op.11-1(1901)である。
 彼は第2番の狂詩曲も残しているが、圧倒的に第1番の方が有名。そして、実際聴いていてもはるかに楽しめる。

 この作品はルーマニアの民俗色豊かな音楽とよく評されるが、私にとってルーマニアという国は独裁者チャウシェスクが断罪されたり、ドラキュラ伝承の国だとか、妖精はコマネチということぐらいしか知らない。
 むしろ、この曲を聴くとコープランドのエル・サロン・メヒコに通じるような、暑すぎない南国の情景といったものを感じてしまう(私は南国にも行ったことはないですが……)。

 演奏でお薦めはドラティ指揮ロンドン響のもの(1960年録音)。マーキュリーのB0004500。このCDはSACD Hybridで、通常盤は現在廃盤のよう。タワーレコードで販売中で価格は2,405円。なお、カップリングはリストのハンガリー狂詩曲が数曲。



 イージス艦と漁船の衝突事故。まったく、ウソの発表するなよなぁ。
 けど、さっそく民主党が石破防衛相の辞任要求をしているが、それってちょっと違うような気がする。辞めればいいってもんじゃないでしょ?