先週から中華づいている。木曜、金曜、土曜、火曜と中華を食べたが、その全日程に共通して食べたのは麻婆豆腐であった。
 木曜の夜は取引先と中華料理店に行ったが、相手が激辛の「陳麻婆豆腐」というのを頼んだせいで、私は彼の前でただただ涙をながすだけであった。
 金曜の夜ふつうの麻婆豆腐。辛さに弱い私は幸いお湿り程度でおさまった。
 土曜はたまたまでかけたついでに、昼を江別駅横に建った「えべつみらいビル」(ひどい名だ。これだけで未来がなさそうだ)の中に入っている「松の実」という小さな中華屋に入って、麻婆豆腐丼を食べた。独特の風味が斬新。おいしかったが腹がはじけそうになるくらいボリュームがあった。 そして火曜の夜も麻婆豆腐。もう、私の肌は絹ごしのようだわ。

 麻婆豆腐は、陳建民(陳健一のお父さん)によると、「正式には陳麻婆豆腐といい、私が昭和27年に来日して以来、全国津々浦々に広まった料理です。“麻”はあばたという意味で、150年ほど前に陳さんというあばたのあるお婆さんが、牛挽き肉、豆腐、トウバンジャンを炒めて作ったのが始めとされ」るものである。(「暮らしの設計167:中央公論社)

 それが最近では激辛の麻婆豆腐のことを「陳麻婆豆腐」と称している店も少なくない。本格的な麻婆豆腐という意味だろうか?
 なお、激辛といっても、この場合は山椒の辛さが強いことが多い。  ところで「松の実」が入っているビルの飲食店街は「味来横丁」と名が付いていて、確かに小さな店が何店舗か入るようになっている。
 ただ今は「松の実」一軒だけ。まあ、ビルにまだテナントがほとんど入ってなくて、入っているのも医院と塾だから、中華料理は食べにこないわなぁ。
 でもここの味、とくに「広東麺」は美味い!麺も太めでコシがある。地元江別の小麦を使ってるのかな?店は体格のいいお兄ちゃんが一人でやっていて、客に迎合しない適度な態度が好ましい。藤波辰巳と一緒に写った写真を飾ってあったけど、レスラー経験があるのかな?
 いまは人影が、文字どおりゼロのビルだが、もうすぐテナントとしてコールセンターが入る予定だ。
 そう、みらいビルには未来があるのだ、たぶん。
 だから、兄さんよ、今はじっと耐える時だ!
 必ずや、客をさばくのに大変な日々がやってくるはずだ!