スーパーのレジ袋に思う……
どこのスーパーも、猫も杓子も、やれエコだ、二酸化炭素削減だといって、レジ袋の有料化に踏み切ってしばらく経った。どうも慣れない、この現象。どこか違和感をぬぐいきれない。本当にレジ袋を有料に、つまり配布を中止したからといって、本当に効果があるのだろうか?エコという美しき掛け声の背後にあるのは、単なる企業の経費節減じゃないかと思うのだ。
ポリのレジ袋が急速に普及したのは今から30年ほど前だろうか?
その前は紙袋だった。
さらにその前は“買い物かご”持参だった。
今の世の中、“買い物かご”時代に戻ったということだ。
でも、スーパーがレジ袋を用意するようになったのって、消費者からの強い要望があったからなのだろうか?私はそのあたりの経緯は知らないが、どうもスーパー側がサービスの一環として始めたように思うのだ。買い物した客がその袋を提げていれば、袋のロゴやらマークによって、それはスーパーの宣伝にもなったわけだ。
それが「レジ袋を廃止することによって二酸化炭素がこれだけ減るんです」って、あたかももらっていた消費者に反省を促すようなやりかたに、私はすごく抵抗感を感じるのだ。
何でも便利なのがいいと言い切るつもりはないけど、この運動、どこか変だ。あまりにも横並びすぎるし、経営を圧迫する1つの要因を美名の下に上手く排除したように思えるのだ。
家庭ではレジ袋がなくなったせいで、ゴミを入れるのにわざわざ同じようなポリ袋を買い始めた人も多い。それは100均なんかで売っている。
それを買ってゴミに使う。
総二酸化炭素量としたら、スーパーのレジ袋がそちらにスライドしただけだから、別にエコ効果なんかにつながらない。エコという点からすれば、これならあまり廃止の効果はないと言えないのだろうか?
スーパーサイドがそこまでエコのことを考えるのならば、魚や肉のトレーについて何か改善をしていくべきじゃないのだろうか?
レジ袋の話は、消費者をうまく騙しているとしか思えないのは私だけだろうか?
いやぁ、たまにまじめなことを書いちゃったなぁ……って、私はレジ袋が欲しいだけなんです。
とっても欲しいんです。
あぁ、レジぶくろ……
新館入口(2014.6.22~)
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