今日はかかりつけの医者のところで血液検査をする日である。
 いつもは2ヶ月に1度なのだが、前回、中性脂肪の値がまったく落ちる傾向がないため、2週間完全に酒を抜いて再検査することになったのだ。

 2週間。
 つまり、14日から禁酒して、私の高脂質血症の原因がアルコールであるかどうかの比較をしてみるという、画期的な原始的比較論である。

 で、検査を受ける前の結論であるが、完全に酒を抜くことはできなかった。

 ① 完全に酒を抜くことは、できなかった。
 ② 完全に、酒を抜くことはできなかった。

 私の場合、答えは②。
 1日たりとも酒を休んだ日はなかったのだ。

 仕事がら、とにかく夜飲むことが多い。それでも、朝から飲むことがないだけまともなサラリーマン人生だと思っている。
 では休日は、というと、家族からの抑圧から逃避するため、やはり飲むのである。

 もちろん、医者の言葉、そして自分がしぶしぶながらも約束を受けたことは忘れていない。

 だからこそ、ヘルシア緑茶を飲むようになったし、DHA+EPA+ナットウキナーゼのサプリも寝る前に飲んだし、昼間はα-リポ酸のサプリも飲んだ。
 これらの効果がどれだけあったか。今やその効果を確認するために血液検査を受けるようなものだ。

 それにしてもだ。
 医者に対してどのような言い訳をしようか?
 それがひじょうに重い課題としてのしかかってきている。

 そうそう、今日は甲状腺に関する前回の血液検査の結果も出ているはずだ。

 あぁ、病気の総合商社だ……