昨日の女子フィギュアの全日本選手権。
前日トップの中野友加里に、たまには優勝させてあげたいものだとも思ったが、あらあら残念というか、やっぱりな、という感じで後退してしまった。
私は別にフィギュアのファンではないし(ちゃんとTV放送を見たのは昨日が初めてだったほど)、中野友加里のファンでもないが、いつもいいところまでは行くが1位になれない彼女に、たまには勝ってもらいたいと思ったのだ。彼女は性格が悪そうだと言う人もいるが、それがどうした?彼女の性格が悪くたって私の人生には何の影響もないのだ。私の人生に悪影響を与える性格の持ち主は、そこらへんに掃いて捨てるほどたくさんいるのだ。
安藤は村主に練習中体当たりされちゃって、彼女もツキがいま一つないんだなぁ、と思ってしまった。安藤が使っていたサン=サーンスの第3交響曲の、それも第1楽章って、踊るには不向きだと思うし。
さて、その村主であるが、私は彼女を見ていると自分の幸せが失われていくような気がして(もともと幸せではないが)、なんとなく苦手である。ほかに同じような傾向を感じる人としては陸上の土佐礼子がいるが、あくまでも私個人がそう感じるだけの話。
私が好きな顔は武田選手。健康優良なギャル曽根みたいで、観ていて満腹、いや幸福になる。 さて、昨日観たなかでは鈴木明子がエキサイティンぐぅ~と思った。
使っていたのはロシア民謡の「黒い瞳」。
今日のタイトルは「鈴木明子の瞳は黒かった」という、青い目の異人さんの驚嘆の声のような意味ではないし、「黒木瞳が鈴木明子を演じた」ということを書こうとしたのに誤植してしまったわけでもない。
ここで訂正。
昨日紹介した本を「ロシア民謡アルバム」と書いたが、これこそ誤植(誤入力というべきだけど)。正しくは「ロシヤ民謡アルバム」でした。なんとなく「やれやれ」。
鈴木が使っていた「黒い瞳」は、「うるわしき黒い目よ 燃え立てる君が目よ」とはじまる、激しい恋心を歌うもの。「優麗な瞳」と訳される場合もある。英名はDark Eyes。この歌は「ロシヤ民謡アルバム」には収録されていない。
「黒い瞳」というロシア民謡にはもう1つあって、そちらのほうは「ロシヤ民謡アルバム」にも載っているのだが、逆に録音は少ない。そちらの曲は「黒い瞳の」と呼ばれることもあり、私は中学の時に音楽の授業でこれを歌わされた記憶がある。恋した女性の気持ちを表した、短いがひどく暗い曲である。「黒い瞳の若者が 私の心をとりこにした」(これが1番の歌詞)で始まるが、最後の5番の「私の秘め事 父様に 告げ口する人誰もいない」という歌詞がなんとも素敵!
さて、鈴木明子の方の「黒い瞳」は有名曲なので、昨日紹介したダーク・ダックスのCDにも収められているが、ほかにここでは2枚ご紹介しておく。
1つはアリアドナ・リュバコヴァ指揮パトリアーチャル・コアの合唱による「ロシア民謡集」(写真上。ナクソス8.550781)、もう1つは写真下の「赤軍合唱団ロシア名曲集」で、ヴィクター・フェドロフ指揮の赤軍合唱団による演奏である。こちらもナクソスで8.553154である。
浅田真央もロシア(ソ連)の作曲家・ハチャトゥリアンの曲を使っていたが、フィギュアという競技であるから、コーチ陣にもロシア人が多く、そのためにロシア音楽が使われることが陰謀のように多くなっているのだろう。というのは勝手な思いつきだが……
♪
先日ご紹介した「超すきまノズル」を使って、細かな場所を掃除してみた。
う~ん、なかなか快適だが、過度の期待もしないほうがよい。
で、注意すべきことは、説明書きに書かれているように、掃除機を連続運転しないこと。私はついつい調子にのって、1分以上連続して使っていたら、掃除機からいやぁ~な臭いが。
タミヤの戦車のプラモデル「チーフティーン」を無理やり雪の中で走らせた、中学の時の記憶がよみがえった。そう、あのときマブチモーターが放っていた臭いと同じだ。掃除機のモーターが焼けつきかけたようだ。
くれぐれも節度あるご使用を!
新館入口(2014.6.22~)
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