幻想振動症候群……
英語ではPhantom Vibration Syndromeっていうんだそうだ。
皆さんも経験がおありだと思うが、携帯電話の着信を気にするあまり、バイブ・モードのときに振動したという錯覚を頻繁に起こす現象をいう。
私も少し前まではそうだった。
携帯電話をシャツの胸ポケットに入れていることが多いのだが、しょっちゅう震えたような気がしたものだ。あるいは、実際に振動していたのかも知れないが、それは携帯でなくて心臓が異常微振動していた恐れもある。
それがである。
なぜかは不明だが、最近は本当にバイブ・モードで震えていても(本来ならヴァイブって書くのが正しい気がするが、何となくすっごくイヤラシイ感じになるので、バにしておく)、全然気がつかないことが多くなってしまった。携帯電話の根性がなくなってきたのかとも思ったが、うんにゃ違う、私が鈍くなったと断定せざるを得ない。
やれやれ……あんなに敏感だった私はいずこへ?
さらに記憶力の低下。
着信イルミネーションを使い分けしているのに、どの色が誰、もしくはどのグループという設定の多くを忘れてしまっているのだ。
例えば、夜のススキノのお店で勤労している女性が教えてくれたアドレス。その女性からメールが来た場合にはピンクのイルミネーションが輝くように設定したとしても、実際にその色で輝いても、すぐにピンと来ないのだ。別にすぐにピンと来なきゃならない必要なんかないといえばないんだけど……
ただ、私の脳みそが衰えてきているだけではないと言える。
もう一つ別な大きな要因がある。実際にはほとんどメールが来ることがないから、忘れるのも無理がないということだ。ふんっ!
着信イルミネーションに関して言えば、実際に光ったときに青と水色の微妙な色の区別ができないという問題もある。これは私だけの問題だろうか?
こうやって書いていると、よほど大切な相手以外は、イルミネーションの設定をしない方が無難なような気がしてきた。無難というよりも無意味。
携帯のイルミネーションとはまったく関係ないが、私はP.グラス(1937- )の歌劇「浜辺のアインシュタイン」(1976)を聴いていると、次から次へとフラッシュする光を連想してしまう。
はっきり言って、ヒトを食ったような音楽であるが、学問的に言うと「ミニマル・オペラといわれた、ネオ・ダダ的文明告発の作品」なんだそうだ。
歌われてる歌詞が「ワン・ツー・スリー・フォー……」の繰り返しだったり(「ウルトラセブン」みたいだ)、「ソシラシド、ソシラシド……」の繰り返しだったりで、面白いんだけど(そしてけっこう引き込まれるんだけど)危ない誘惑のような音楽なのだ。
私は抜粋盤(ノンサッチWPCS5197)を持っているが、抜粋盤といっても全曲盤みたいなもの。というのは、全曲は、抜粋盤に収められている音楽がもっと反復されるだけだからだ。
このCD、現在は廃盤のようだが、再発売になった折にはご購入をお薦めする。
ストレス発散にうってつけ!
一応言っておくけど、オペラとはなっているが、いわゆるふつうのオペラとはまったく違うものです。
新館入口(2014.6.22~)
御多分にもれず参加中・・・
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クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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