数日前のことである。
私の次男(高校生)の携帯に見知らぬ番号からSMS(ショートメール)が届いた。
たまたま私が早く家に帰っていたので、ふだんはアンチ素直な彼も不気味がって私のところに携帯を持ってきて。
親子そろって新たな冒険に踏み出すかのようにそのメール読もうとすると、「スキャン機能」という画面になり、「注意! 電話番号やURLの記述があります。送信元に心当たりが無い場合にはご注意ください」というメッセージが表示された。こんな画面があること自体、私は知らなかった。
送信元の電話番号に、息子はまったく心当たりがないという。勇敢な私は、無謀な息子とともにメールを開いてみた。
その内容は***********(携帯の電話番号)様は現在仮登録中で、変更しなければ本登録が確定する、という一方的でわけがわからないものであった。その下にはURLが書かれている。 そのURLを開くとつながったのはアダルトサイトであった(ここではあえて、そのサイト名は書かないでおく)。
一応規約が書かれており、「18歳未満の方は登録できません。すみやかに退場してください」なんて書いてあるが、退場も何も、誘導しておいて何を言ってるんじゃい、だ。だいたい年齢も性別も関係なく、勝手に「変更しなければ本登録確定」と書いてきたのはそっちだろ!こういうのが弁護士なんかに送られたらおもしろいかも……
しかも、そこには「登録しない」あるいは「退場する」なんていうメニューがまったくない。「登録する」ばかりが点在している。「問い合わせ」というメニューはあったが、ここで「ボクは18歳未満なので登録できません。どうすればいいですか?」なんて問い合わせたら、向こうの思うツボだ。名前やら住所やら聞き出され、請求書が送り付けられるに違いない。で、私たちの危険な冒険もここで中断。
すると、しばらくしてまたSMSが来た。今度の送信元は別な電話番号である。 またスキャン機能が働き、同じメッセージが表示される。
内容を読むと、***********様に大切なお知らせがあります、って内容。書かれてあるURLに入ると、なんとまあ、***********様はもう会員になってしまっている。早くお金を振り込みなさいだって。5万だか何万だかよく覚えてないけど、これじゃすれ違いざまに「金を出せ!」って言ってるのに等しい。
なぁに、言ってんだか!
頭にきたからその携帯の設定を「SMS受信拒否」にした。息子は不満そうだったが、きっとそこからのSMSの回数は増えるに違いない。早く金を払え、遅延金はいくらだとか書いてくるぞ。そんなのわずらわしいだろ?と言って納得させた。私としてはいくつの電話番号を使い分けてくるのかちょっぴり興味深かったけど……
こうやってワン切りのように、SMSをばらまいているのだろうが、きっと中にはわけがわからないまま、気味悪がって、お金を払う人もいるのだろう。ウチにはそんなお金はない。
私があらためて言うことではないが、絶対にこちらから先方に問い合わせしないこと。相手はこちらのことは何も知らない。機械的に拾ってヒットした電話番号だけだ。個人情報が知れてしまうようなことはせず、無視すること。
こういう手口ってまだあるんだなぁ。
ひどく腹が立つ。
♪
話は変わるが、私のこのブログにもときどきアダルトサイトがトラックバックされる。気づいたらすぐに削除するようにはしているが、一時的に残っていた場合はお許し願いたい。
このトラックバック、タイトルは違ってもほぼ毎回同じサイトにつながる。そのサイトは「逆援」のもので、女性からお金がもらえるってもの。ところが、そこで「登録画面」に入ってみると、まったく別の出会い系サイトにつながる。つまり、逆援なんかじゃない。しかもそのサイト、ネットの口コミでは「サクラ」ばかりという話だ。
どうかお気をつけください。
