今日も取付け箇所が崩壊した温水洗浄器付き便座のお話。なお、重ねて述べておきますが、今日も携帯からの投稿。見直しチェック無しの一発投稿。  さて、昨日メーカーのサポートセンターの方が自宅にお見えになられました。でも、あらまあ、手ぶら。ふつうは菓子折りの一つも、じゃあなくて、てっきり交換用の部品(要するにお手製ドーナツのような形をした便座)をご持参のことと思っていたら、手ぶらであった。  彼曰く、「必要な部品を確認しに来たとのこと」。こういう丁寧な仕事には好感がもてる。でも、現実的な背景としては、部品の在庫がなくて取り寄せにまだまだ時間がかかるという事情があったようだ。サポートセンターに電話したときに対応してくれたお姉さんは、「その型番の便座なら、いままさに、私のお尻の下にありますよ」みたいな軽いノリだったのだが、ぜんぜんそうではなかった。何せ、10年前の型なのだ。どうやら交換部品も、日本のどこかに在庫が残っているだけらしい。  来訪した人は、一応全体も見てくれたが、あらあら、他にも温水が流れる製品(便座ではなく本体)内部のホースが、破裂寸前の動脈硬化が進んだ血管のようになっているのが判明。彼が言うには「苦労して交換用の便座を手に入れても、そのすぐあとに別なところが壊れるかも知れないです」と、交換を考え直してはと、好感あふれるアドバイスをしてくれた。  ひどく説得力がある言葉だ。  さらに彼は言う。  「便座の交換には1万7、8千円かかります。でも、またいつ別なところが壊れるか解りません。そして仮にその部品があったとしても、また同じくらいのお金がかかります。実は私、先日たまたまホーマックに立ち寄ったのですが、安いものなら、そっくり全体を替えても2万弱で済みますよ」  ああ、我を正しき道に導き給う神の言葉のよう。メーカーのエゴを捨てた、消費者の味方!  私は尋ねる。  「このような修理依頼はあまりないのですか?」  「あまりありません。水周りの故障はありますが、便座の付け根の破損は珍しいです。それにどんな故障でも、5年以上経ったものならたいていの方は新品に買い替えるようです。電化製品ですから」  電化製品?  そうか!そんなふうに捉えたことはなかったが、確かに電化製品だ。便器と捉えていたのが間違いだった。しかも我が家のは10年以上経っている。その間に、洗濯機も掃除機も世代交代している。  彼は「一応部品は手配しますが、いつ届くかわかりませんから、もし交換をやめるなら連絡下さい。キャンセルは構わないですから」と言って帰った。  そのあと、もう夜になっていたが、私はホーマックに行った。いちばん安いものが、1万8千円ほど。工賃を入れても2万5千円以内に収まる。  私は購入した。色は白で便器自体のアイボリーとは違うか、我が家のトイレは一般公開しているわけじゃないから、こだわらないことにした(アイボリーの商品はもっと高かったのだ)。家電製品と解ったからには、また買い替えるときがくるだろうし。  あぁ、誠実なサポート・マンに感心しきりである。