今回の出張では、サエキけんぞう著「スパムメール大賞」(文春文庫)を買って読んだ。
私のところにもH勧誘メールはずいぶんと来るが、この本ではそういったメールを、時代うつりかわりにそった内容の変化も合わせながら「考察」するもの。
おもしろかったが、さすがに最後の1/3は飽きてきた。
実際に私のところに来たメールと比較してみても、なかなかそっくりなものも載っていた。この手のメールを受け取ったら、最初のうちはわからないから、そんなパターンに気づかないのだけど。
それにしても、なかなか「できた文」が多いことに感心させられる。
たいしたものんである。
恐るべし、スパム・メール。
私が自分が受け取ったなかで、最高傑作と思うものは(あまりにもすてきで保存してある)、明日にでもご紹介することとしよう。
いったいどんな人がこういう文を創作しているのかしら?
話は変わって、今日のタイトルのこと。
電車の荷棚(昔は網棚といった)にかばんをのせるのはいいが、肩掛けのベルトがブラブラと垂れたままでも平気なヤツがいる。これってすごく気になる。
電車の揺れに合わせてブーラブラ。
これが気にならないのが不思議。
もっとも本人はそのかばんの真下にいることが多いから、視野に入らないのかもしれないが、周りから見ると落ち着かないことはなはだしい。
下手に見つめちゃうと、催眠状態に陥りそうだ。いや、酔って気分が悪くなりそうだ。
こういうことが平気な奴って、きっと部屋もだらしなくて、仕事をやらせてもいい加減のような気がするが、いかが思いますか?