この間、プリンターのインクが無くなったので、ついに買う決意をした。
私はいつもプリンターのインクカートリッジを購入する時に思う。「消耗品のくせに、何と高価なんだろう」と。トイレの電球でさえ、プリンターのインクよりはるかに長持ちし、しかも価格は1/10以下である。
だいたいにして、プリンターの本体購入価格が10,000円だったのに、今回カラーとモノクロの両方のカートリッジで6,000円も払ったのである。それをすでに数回繰り返しているわけで、これまでのインク代だけで、プリンターが5、6台買えてしまう計算になる。
はたして自家用車でこんなことがあるだろうか?
タイヤを何回か買い替えたら、車体価格の何倍にもあるなんてことがあるだろうか?
どうも腑に落ちない。
あまりに高すぎる。それとも本体価格の方が異常に安いということなのだろうか?かつての携帯電話のように……
さらに腹立たしいのは、私自身はスキャナ機能以外ほとんど使っていない。それなのに、光速度なみにインクはなくなるし、用紙もなくなっていくのだ。誰だ?父上様の許可なくバンバン印刷しているのは?(目星はついている)
お父上様が最後にプリンターを、まさにプリンターとして使ったのは、年明けに年賀状を追加印刷したときにさかのぼるのだ。まさかその後、インクが漏水したとは思えない。
それなのに、誰も交換用カートリッジを買って来ないのだ?
なぜ、私が買って来なくちゃならないんだ?
よく、「インクないみたいだけど」と、平気で私に言えたもんだ。
しかし、これもカートリッジが高いことが大きな原因の一つだ。
もし、交換用カートリッジが500円くらいだったなら、カラーでも800円ぐらいだったなら、女、子供でもたまに買ってみようという気になるだろう。
来年の私の誕生日には、プレゼントとして子供たちにプリンターのカートリッジを要求してみよう。今までプレゼントをくれた試しがないので、交渉は難航を極めるだろうが、やるだけやってみよう。ついでに、子供や妻の誕生日には、カートリッジをプレゼントしてやろう。妻にはそれに「両面上質普通紙A4、250枚入り」も添えてやろう。
うん、悪くない。 悪くないと言えば、ハインツ・レーグナーがベルリン放送交響楽団を指揮した「ベートーヴェン序曲集」は悪くない(すっごい無理のある展開)。
レーグナーの演奏は、すごく豊かな低音の響きが魅力的で、その重心の低さはまさに「ドイツ的」。以前、このブログでは彼の「シューベルト/交響曲第8(9)番『グレイト』」をお薦め盤として紹介したが、この序曲集もお薦め。ドイツ・シャルプラッテンの残響が多めの録音も、がっちりとした演奏にマッチしている。全部で9曲が収録されている。録音は1982~83年。
私はベートーヴェン(1770-1827)の序曲の中で、付随音楽「エグモント」Op.84(1809-10)の序曲(つまり、いわゆる「エグモント序曲」)がいちばん好きなのだが、「エグモント」全曲は果たしてど ういう曲なのか?
このゲーテの劇は、オランダ独立戦争の闘士だったエグモント伯爵を取り扱ったもので、ベートーヴェンの音楽は、序曲と9曲から成る。
はい。
あまりおもしろくない曲です。
序曲の出来がすばらしいので、ほかも期待したいあなたの気持ちはよくわかっているつもりですが、あまりお薦めできません。
ちなみに私が持っている全曲盤は、ハインツ・ボンガルツ指揮シュターツカペレ・ベルリン、エリーザベト・ブロイルのソプラノ独唱、ホルスト・シュルツェの朗読によるもの。
ボンガルツなる指揮者についても私は知らないが、1,000円だったので10年ほど前に買ってみた。聴いても、予想通り私の胸は高鳴らなかった。
これもドイツ・シャルプラッテン(1970年録音)。
一応、ご参考までにご紹介取り上げておく。
ちなみに、この曲の朗読は何かというと、エグモント役である。
話を戻すが、我が家のプリンターはヒューレッド・パッカードの製品である。
よく知らないが、HPのインクはとりわけ高いらしい。
大きな家電店じゃないと売っていないし……
さて、今日は午後から出張。
新千歳から福岡までの直行便を利用する。
が、かなり強い風が吹いている。
風の音で目覚めたくらいだ。
はたして、乱れることなく飛ぶのだろうか……
新館入口(2014.6.22~)
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