fcba390c.jpg  三省堂の「クラシック音楽作品名辞典」(井上和男編)の第3版を購入した(発行は2009年6月15日)。

 新版が出たことは知っていた。
 先日室蘭に行ったときに立ち寄ったTSUTAYAに置いてあったので(失礼ながら、こんなところで仕入れているとは驚きであった)、そこで買おうかととも思ったが、箱が歪んでいたので思いとどまった。箱なんてどうでもいいのだが……。
 いや、わざわざ室蘭で買うこともないだろうという意識が働いたのかもしれない。すでに室蘭では「毒まんじゅう」代を払っているのだ。

 ところが札幌で買おうとしたら、意外と置いていない。
 札幌駅のステラプレイスに入っている三省堂書店に行くと、前のもの、つまり第2版(11刷)は置いてあったが、肝心の第3版はない。Loftの紀伊国屋書店には全然ない。ここの音楽書の品ぞろえは室蘭のTSUTAYA以下であった。ついでにLoftの山野楽器に行ってみた。
 ない。
 この店は閉店に備え新刊を入荷させる気はないのだろう。美人ながら退廃的な雰囲気を醸し出している女性店員は、売りつくし処分のポスターをうつろな目で眺めていた。
 以上がおとといの話である。

 昨日。
 昼休みに紀伊国屋書店の札幌本店に行ってみる。
 ここは音楽書も豊富に陳列されている。
 おっ!伊福部昭の「管絃楽法」が完本として復刻出版されているではないか!

 欲しい 欲しい 欲しいぃぃぃ~っ
 価格は……24,000円(税別。以下同じ)。
 キャイン キャイン キャイィィィ~ンっ
 今日のところはあきらめることとする。生きているうちにぜひ手にしたいものだ。
 ところで、目的の「作品名辞典」はというと、ないのである。
 これだけたくさんの本があるというのに、意図的ではないかと思えるほど、その姿がないのである。
 無駄足。
 帰りにESTAの地下で昼食用の弁当を買ってきただけ。

 仕事が終わって、夕方になってキクヤ楽器に行ってみた。ちょうど10年前に改訂版(第2版)をここで買ったのだ。
 どうもここの店は居心地が悪い。
 そして、なかった…… 

 途方に暮れるMUUSAN。
 いっそのこと、自分がブログ読者に紹介しているように、ネットで買っちゃおうかとも思った。少なくとも紀伊国屋のネット通販ではすぐ買える。でも、いますぐあの重みを実感したい。

 そうだ!ジュンク堂に行ってみよう。
 歩道でビラを配っているメイドさんにも目をくれず、私はジュンク堂に行った。
 あった!
 買った!
 ついでに言うと、この書店は居心地がいい!

 第3版で特に変わったのは、《現代の作曲家を中心に新たに40名を追加し、作曲家1,243名、約45,200曲を収録》という点である。
 ちなみに改訂版の帯には、《作曲家1,240名、43,900曲を収録》と書いてあった。
 第3版で40名を追加したにも関わらず、1,280名になっていないということは、誰かがはずされたのだ。その数、37名。犠牲となったのは誰だ
 まずい。じゃあ、改訂版も手元に置いておいたほうがいい(改訂版が出た時もそう思い、初版もいまだに手放せないでいる)。
 価格は4,800円。

 はっきり言って、この辞典はクラシック音楽ファン必携の書である。

 さっ、自分の知ってる曲に蛍光色鉛筆で線を引きましょ、っと。
 ルンルン……