おととい、きのう(14日、15日)と、やっと晴れた。
ずっとずっと、ずぅ~とバラたちに殺虫剤+殺菌剤を散布できずにいて、イライラが募っていた私だが、ようやっと出動の機会がやってきたのだ。
とはいえ、晴れたと言っても朝はなんとなく湿っぽい。
だから、近隣住民が起きる前の早朝に散布したいものの、それができない。
困った。
ところがである。
14日の日中、暑いからきっとどこの家も窓を開けているんだろうなと思い見渡すと、両隣とも完全密封住宅状態である。
なるほどぉ。お盆でどこかに(想像するに墓か親戚の家)出かけたのだろう。
しめしめ。
空き巣なら狂喜乱舞するだろう。
私も噴霧器の準備にとりかかった。おもわず鼻歌がでてくる。
ということで、農薬散布を決行した。ちなみに、無防備なわが家は窓を開けたままにしており、おそらくはわずかに農薬が入り込んだに違いない。
それにしても、適正に農薬を散布することに、毎回毎回ここまで罪悪感を感じる必要があるのだろうか?
なんだか村上ファンドの「お金儲けって悪いことですか?」という言葉が脳裏をよぎった。
目についたアブラムシには、これまでも局所的に殺虫スプレーで攻勢をかけていたが、事実上はずっと放っておいたので、いるわいるわ、アブラムシやら何やらが。
かつてのカダンのCFの撮影現場にでもなりそうな様相を呈している(あのCMソングは傑作である)。
それでも、バラたちの一部はそんなことにめげずに再び花をつけ始めた。 私が現在栽培しているバラの中で、トゲがいちばん密で鋭いコンラッド・フェルディナント・マイヤーが花を咲かせた。春には1~2輪しか咲かなかったのに、今回は張り切っている。
このバラ、かなりワイルドな性質で、アーチのてっぺんまで蛇女の髪の毛(つまりヘビ)のように枝を伸ばし、花を咲かせている。香りはけっこう強い。
また、一季咲きのはずのピエール・ドゥ・ロンサールが再び咲き始めた。
季節を間違えたのか、麻薬でノリピったのか知らないが、この美しいバラが年に一度しか咲かないということがもったいない話なのだ。狂ってで も、勘違いでも、特別サービスでも何でもいいから、こうやって毎年返り咲いてほしいものだ。トレビアァァ~ン。
けっこう地味にずっと咲き続けているのがカレイドスコープである。
カレイドスコープとは「万華鏡」の意味である。
花の色が徐々に変化するのでこの名がある。
[E:note] ところで、13日、雨の中、墓参りに行ってきた。
実家には立ち寄らずに帰って来た。
帰り道、われわれ墓参団の一行(つまり家族である)は、ジャスコの桑園店に立ち寄った。
常設なのかどうか知らないが(この店に来たのは2年ぶり2度目である。それくらい来ない店なので良く知らない)、1階にCDやDVDを半額で売っている店があった。中古ではなく新品である。
バーンスタインがフランス放送響を振った、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」のCDがあったので買った。定価が1,300円。その半額だから650円である。私にとって、こういう売り方をしている店は初めてである。
この曲、この演奏については、'08年1月3日に書いてあるが、バーンスタインはこの曲をニューヨーク・フィルとも録音している。その演奏は、最後にタンバリンがステージを右から左に走りまわっているような異様な音場であった。
フランス放送響の演奏は、そんなことはない。
これはなかなかな名演である(私はこの演奏をエア・チェックしたものでしか聞いたことがなかったが、CDで聴くとけっこうな力強さがリアルに伝わってくる)。
1976年録音。ヴィオラ独奏はドナルド・ダック、じゃあなくて、ドナルド・マッキネスである。
とはいえ、半額で処分してるんだから、廃盤である。
自分だけ650円で良い思いしてごめん……
新館入口(2014.6.22~)
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