da529aa1.jpg  昨日、新千歳空港から羽田に飛んだ。
 ピョ~ォォンッ!
 ↑ アホです。

 出張である。
 昭和の日に出張である。
 東京に出張と思ったあなたは早とちり。
 東京から電車に乗って、一路田舎へ。
 暗い街で一晩を過ごした。
 こういう場所に宿泊する唯一のメリットは、ホテル料金が安いことである。

 今回の出張では、宮部みゆきの「名もなき毒」(カッパノベルス)を持ってきた。
 もちろん読むために、である。
 誰が重石代わりに持ってくるものか!
c4a63fb9.jpg  
 さて、火曜日に2カ月に一度の恒例となった血液検査を行なった(これを繰り返すうちに高齢になるのだろう)。
 今回は厳密には2カ月ちょっとあいたが、それは毎日医師の命令に忠実にしたがって飲んでいるのに、なぜか薬が残っていたからである。
 しかも血圧の薬はあと5日分まで減っているのに、高尿酸血症と高脂血症の薬は2週間分も残っている有様だ。
 これは不思議だ。

 そういえば、妻も家で不思議がっていた。
 妻が飲んでいるビタミンCのサプリメント。90カプセル入り。1日3カプセル。
 飲み進むと切りよくちょうどなくなるはずだ。
 しかし、なぜか1カプセルだけ残ってしまったという。

 私は心の中で言った。
 1回だけ私が2カプセル盗んで飲んだんだよ、と。

 その血液検査の結果だが、尿酸値と血圧は正常値。
 薬がきちんと効いている。
 私がごく控えめに「そろそろ血圧の薬は休んで様子をみるというのはいかがなものでしょうか?」と医師に提案したが、「まだだめ」とあっさり言われた。
 医師の後で看護師のお姉さんが一生懸命メモをとっていたが、そこにも書いたのだろうか?「まだだめ」と。

 問題は中性脂肪の値である。
 相変わらず絶好調的に高い。
 「こんなんじゃ、毎日190円出してヘルシア緑茶を飲む意味ないじゃん」と、心のなかで八つ当たりする私。
 医者はビールを控えろと言う。
 妻と同じことを言う。
 もっとビールを飲みなさいという友人を作りたくなる。
 サッポロビールの人と友だちになろう。

 つまりは私の血液はドロドロ、ヌルヌルなのである。
 
 そこでブルックナーの「ぬるぬる」

 ブルックナー(Anton Bruckner 1824-96 オーストリア)が1863年に書いた、習作の交響曲である「交響曲へ短調」WAB.99(1863。WAB.はグラースベルガー(R.Grasberger)による作品目録(1977出版)の番号)。この曲の通称が交響曲第00番なのである。

 0のことをヌル(null)という。だから00番はヌルヌル。

 この交響曲が第0番ではなくて第00番なのは、第0番というのが別に存在するから。

 1863年頃から'64年に作曲されたニ短調の交響曲が第0番WAB.100(改訂'69)。
 ブルックナーは、晩年になってこの交響曲の草稿に“試作”と記し、第0番と呼んだ。

 ヘ短調の交響曲は第0番よりも先に作曲されているので、第00番と呼ばれるようになったのである。「マイナス1番」と呼ばれることもあるが、一般的なのは「交響曲へ短調」か「交響曲第00番」。

 ここではスクロヴァチェフスキ指揮ザールブリュッケン放送響のCDを紹介しておく(写真をみてわかるように、このCDでは「交響曲へ短調」の表記である)。
 2000年録音。アルテノヴァ・クラシックス。カップリングは序曲ト短調WAB.98。

 掲載した写真のCDは現在廃盤。ただし、同一ソース(に間違いないと思う)の輸入盤が現役で残っている。OEHMS CLASSICS。
 
 なお、ブルックナーが一般常識的に第1番(ハ短調WAB.101)という番号の交響曲を作曲したのは、1865年から'66年(改訂'90-'91)である。

 さて、今後の健康対策をどうするか……。明日、発表!