9d5230d5.jpg  読者の皆さんは気づきもしなかったろうが、いや正しくは関心を持たなかっただろうが、昨日の私のブログ記事に寄せられたアルフレッド少年(本当は準・おっさん)からのコメントには、重大な事実が記述されていた。

 実は私は、今週の月曜日~木曜日まで夏休みをいただかされているのだ。
 いただかされていると書いたのは、別に予定も何もないのだが、今月中に休みを消化しなければ人事部隊に折檻されるのだ。だから休みをとった。

 消化試合みたいな休みだから、私は家に閉じこもってパソコンと戯れたり、ときにはサウナに入った気分で庭仕事をした。
 それはそれで充実した時間ではある。

 火曜日の朝はすさまじい雨で目が覚めたが、「このどしゃ降りの中、通勤する人はこの上なく不幸だな」と、特権階級の身分にある喜びに浸った(そのバチか、下水道がキャパオーバーになったのか、トイレが数時間にわたって流れて行かなくなって、悶絶の苦しみを味わうはめになった)。
 このとき、不幸中の幸いで、トイレが使用不能ということで、バイトに行く妻は早めに家を出た。
 「トイレに早く行ってどこかに寄ろう」と言っていたが、正しくは「早く行ってどこかのトイレに寄ろう」である。彼女も焦っていたに違いない。

9c691c0d.jpg  夕方に外に出ると、ほぅら、相変わらずカエルくん(こいつは第何号なのだろう)がニュー・アヴェマリアの花の寝台でくつろいでいる。

 夜。
 ビールを飲む。
 1週間ピロリ菌退治の薬を飲んでいるが、この薬は悪酔いすると注意された。
 悪酔いはしないが、確かに酔いが早く回る。
 ということで、21:30就寝。小学校高学年の良い子よりもさらに上をいく、早寝である。

 翌朝。つまり昨日の朝。
 開けたままの窓から入って来る風の爽やかさを超えた冷たさに目が覚める。
 今日は妻もパートが休みだ。
 高校生の息子は学校へ行き、大学生の息子は寝坊。
 で、「こんなに毎日家にいて不健康だ」と妻に核心を突く指摘をされたので、出かけることにした。

 新千歳空港の近くにあるアウトレット・モール「レラ」に行ってみた。
 私には何の目的もない。
 私にはブランド物の値段ていうものがちっともわからないが、アウトレットなのにけっこう高い。「レラ」に行くのは初めてではないが、最初に行ったときにもそう感じた。でも、通常品はもっと高いのだろう。妻はコートみたいのを買っていたが、まあまあ安いと言っていた。
 私はCASIOの時計を見てみたが、ビックカメラと変わらないなと思った。アウトレット品じゃないのかもしれない。

 昼はレラの中のラーメン屋に入った。
 何軒かラーメン屋があるが、入った店が悪かった。
 注文してから気づいたのだが、その店、ウチの近くのショッピングセンターにも入っているのと同じラーメン店だったのだ。
 アホだ。
 別な店にすべきだった。

 こうして、私のアクティヴな1日は終わった。

73430e8c.jpg  帰宅したとき、ニュー・アヴェマリアの昨日とは別な花でカエルくんが休んでいた。
 カエルくん自体、同一人物、いや同一蛙物かどうかわからない。

 私はカエルくんに向かって「今日はね、いつでも食べられるようなラーメン屋に間違ってはいっちゃったのさ」と教えてあげた。
 世の中には巨大ミミズと闘ったカエルくんもいるというのに(村上春樹の小説のこと⇒神の子どもたちはみな踊る。そういえば、昨日の朝刊に村上春樹がノルウェーで講演した記事が載っていた。ふーん。「1Q84」はアメリカ同時テロが契機で執筆したのか。ふ~ん)、ウチのカエルくんは死んだような目で私を見返すだけだった。

 話はすっごく変わる。

 先日、あるところで札響のCDを買った。
 1,000円になっていたのだ。
 ベートーヴェン交響曲第9番。業界専門用語で言うと「第九」である。
 指揮は尾高忠明。
 2002年12月のコンサートのライヴである。

 第九ってしばらく生で聴いてないな。
 私が最後に生で聴いたのは、2005年の12月。関西フィルの定期演奏会で、だった。指揮は飯守泰次郎。特別演奏会ではなく定期演奏会だった。

 札響の第9は、学生のころは毎年のように聴きに行ったが、最後に行ったのはいつのことか……

 で、このCDの演奏。
 さっぱりした演奏だ。
 変に重々しくなく、好感が持てる。尾高らしいと言っても良い。
 ただ、これは好みだが、ズンズン系のベートーヴェンに慣れ親しんでいた私にとっては、ちょいと低音不足な感じもある。

 でもクソ暑いさなかに「第九」を聴くなら、このくらいの塩梅(あんばい)が良い気がする。
 もっとも、暑いときに無理に「第九」を聴くこともないんだけど……
 独唱は、う~ん、あんまりいただけないかな。
 でも、1000円だったから、下手なCDを買うよりは良いかも。

 在庫があるかどうか、あなたにも1000円で売っていただけるのかどうかは、札響ボランティア「ピリッキー」に問い合わせてみるとわかると思う。
 なお、このCDの製造は東芝EMI。

 それにしても、このCD写真、心霊写真みたいだな……