先日、“どら猫酔狂堂”のアルフレッド氏とムッカマール氏と一緒に、あるホテルで昼食をとった。
ムッカマール氏はアイゼンシュタイン氏の後任者である(本日の私の誕生日を記念し、今回初登場)。
ムッカマールとアルフレッドの両氏が“狩人”のように口を揃えて言うには、「アイゼンシュタイン氏が辞めて2カ月以上経つというのに、誰にも、会社にも、退社の挨拶状が来ない。こういうことはあり得るんだろうか?」ということだった。
もちろん私は答えた。
「ありえません」
考えてみれば私たちのところにも来ていない。
心狭い人ならばお怒りになるかもしれない。「あんなに一緒に仕事をしたのに、挨拶状1枚よこさないのか」と。私は心が広いから怒らない。アイゼンシュタインならば起こりうるだろう、想定の範囲内のことだからだ。
挨拶状は来てないが、秘密のメールやらないしょの手紙は来ているのかというと、もちろんない。そんなのが来たら、かえって気持ち悪い。
「まっ、しょうがないんじゃないですか」と私はムッカマール氏に言いながら、にぎり寿司の1貫をアルフレッド氏の皿に移した。いや、正確には押しつけた。だって、魚の皮が付いていて、身が赤っぽくて、私が口にするとウェッという生臭さがいかにも広がりそうなネタがのっていたんだもん。
アルフレッド氏にそのあと聞いたら、けっこう生臭かったです、と答えていたし……
でも、あの魚、何だったんだろう?生ニシンかな?
よくわからなかったな……
よくわからないといえば、バルシャイがクック版をもとに2001年に完成したマーラーの交響曲第10番のCDを購入、聴いてみた。
聴くに当たり、私は闇鍋のフタを開けるときのように楽しみしていた(闇だからフタを開けても見えはしないんだけど)。
でも、私には別に目新しさを感じなかった。
カーペンター版を聴いたときの衝撃はなかった。
村井翔氏は“バルシャイ版”はもはやマーラーのスタイルにはこだわらず、いわば《展覧会の絵》を管弦楽化したラヴェルのように、奔放にオーケストレーションしている”と書いているが、私にはそれほど斬新には聴こえなかった。だから、不快とか違和感を覚えるということも、逆に「これだ!」という悦びもあまりなかった。
もっとも、他にはないポロンポロン、コンコン、コトコト、カンカン、トントンという音が聴こえてきて、それが目新しいと言えば目新しかった。
このCDは、バルシャイ指揮ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーの演奏。2001録音。ブリリアント・クラシックス。
コメント一覧 (8)
-
- 2011/02/19 00:00
- > アイゼンシュタインさん
はい、余計なお世話です。おっさんもがんばりや!
-
- 2011/02/19 00:00
- > みちさん
ありがとうございます!控え目な性格なもんで……
-
- 2011/02/18 23:59
- > LimeGreenさん
ありがとうございます!同僚の方も素晴らしい方と信じてます!
-
- 2011/02/18 18:10
- blogramの栞つながりでお誕生日の方がいますというメッセージも届いていました。お誕生日おめでとうございます。最近10番の補筆版に注目し出しました。クック版も何種かあったりで、こんなに複雑とは知りませんでした。
-
- 2011/02/18 16:31
- MUUSAN、お誕生日おめでとうございます。
いいお歳になられましたね(余計なお世話ですが)おいしいビールで乾杯できなかったのが残念です。私は、何とか生きています。
-
- 2011/02/18 10:20
- あまりにひっそりと書いてあるので見過ごしてしまいそうでしたが
お誕生日おめでとうございます♪
MUUSANさんに良いことがたくさんある1年となりますように。
-
- 2011/02/18 08:10
- Happy B-Day!!!
素敵な一日でありますように…(ちなみに私の同僚も18日が誕生日です)。
コメントする
プロフィール
MUUSAN
クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。
新館入口(2014.6.22~)
御多分にもれず参加中・・・
ここ1カ月の人気記事
最 新 記 事
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
このブログの浮き沈み状況
サイト内検索
月別アーカイブ
タグクラウド
- 12音音楽
- J.S.バッハ
- JR・鉄道
- お出かけ・旅行
- オルガン曲
- オーディオ
- ガーデニング
- コンビニ弁当・実用系弁当
- サボテン・多肉植物・観葉植物
- シュニトケ
- ショスタコーヴィチ
- スパムメール
- セミ・クラシック
- タウンウォッチ
- チェンバロ曲
- チャイコフスキー
- ノスタルジー
- ハイドン
- バラ
- バルトーク
- バレエ音楽・劇付随音楽・舞台音楽
- バロック
- パソコン・インターネット
- ピアノ協奏作品
- ピアノ曲
- ブラームス
- プロコフィエフ
- ベルリオーズ
- マスコミ・メディア
- マーラー
- モーツァルト
- ラーメン
- リフォーム
- ルネサンス音楽
- ロマン派・ロマン主義
- ヴァイオリン作品
- ヴァイオリン協奏作品
- 三浦綾子
- 世の中の出来事
- 交友関係
- 交響詩
- 伊福部昭
- 健康・医療・病気
- 公共交通
- 出張・旅行・お出かけ
- 北海道
- 北海道新聞
- 印象主義
- 原始主義
- 古典派・古典主義
- 合唱曲
- 吉松隆
- 名古屋・東海・中部
- 吹奏楽
- 国民楽派・民族主義
- 声楽曲
- 変奏曲
- 多様式主義
- 大阪・関西
- 宗教音楽
- 宣伝・広告
- 室内楽曲
- 害虫・害獣
- 家電製品
- 年金
- 広告・宣伝
- 弦楽合奏曲
- 手料理
- 料理・飲食・食材・惣菜
- 映画音楽
- 暮しの情景(日常)
- 本・雑誌
- 札幌
- 札幌交響楽団
- 村上春樹
- 歌劇・楽劇
- 歌曲
- 民謡・伝承曲
- 江別
- 浅田次郎
- 演奏会用序曲
- 特撮映画音楽
- 現代音楽・前衛音楽
- 空虚記事(実質休載)
- 組曲
- 編曲作品
- 美しくない日本
- 舞踏音楽(ワルツ他)
- 蕎麦
- 行進曲
- 西欧派・折衷派
- 邦人作品
- 音楽作品整理番号
- 音楽史
- 駅弁・空弁
BOOKMARK
読者登録してみませんか?
QRコード
ささやかなお願い
当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSAN の許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。
© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」

ありがとうございます。
マーラーの第10番の補筆版は、なかなかいろいろな工夫が聴こえてきておもしろいです。