昨日からまた沖縄に来ている。
もちろんお仕事である。
考えてみれば沖縄には何度も来ているが、海に指1本入れたことがない。
このような沖縄訪問者もいるわけだ。
前回の出張で、沖縄には少なくともマクスウェル=デイヴィスの曲は合わないと書いたが、今回はジャン・フランセ(Jean Francaix)の小品集を聴いてみた。
ジャン・フランセ……洋菓子店みたいな名前だが、フランスの作曲家でありピアニストだった人物だ。1912年生まれ、亡くなったのは1997年である。
私が持っている彼の唯一のCDには、以下の管弦楽曲(あるいは室内楽曲)が収録されている。
・ Onze varoatuons sur un theme de Haydn
ハイドンの主題に基づく11の変奏曲(1982)
・ "Mozart new-look" モーツァルト・ニュールック(1983)
・ "Musique pour faire plaisir" 愉しみの音楽(1984)
・ Hommage a l'ami Papageno 友パパゲーノ礼讃(1984)
・ Quasi improvvisando 疑似的即興曲(1978)
・ Danses exotiques 異国風舞曲(1981)
フランセはパリ音楽院に学び、ラヴェルやストラヴィンスキーの影響を受け、新古典的な様式と現代的感覚で早くから認められたという(井上和男「クラシック音楽作品名辞典」による)。
このCDを聴いていてもストレス・フリー。
いや、ストレスを感じないのがストレスか?
過去の有名なメロディーを引用したりして、少しも現代作品っぽくない。
これはBGMにも向くだろう。例えば、ハブとマングースの対決待ちのときなんかに……
だからといって、これらの作品が沖縄の空気にマッチするかというと、そこはほれ、ちょいとビミョー。マクスウェル=デイヴィスよりはるかにマッチするのは確かだけど……
このCDは作曲者自身のピアノほかの演奏。
1987録音。wergo。
ところで、このホテル、ネットができる環境にない。それを知った私の落胆ぶりなどについては、あらためて書く。とりあえずはこの記事、未完成気味ながら携帯から投稿する。
↓
16:30過ぎに那覇のホテルにチェックイン。
普通にLAN端子があるので、修正を加えて再投稿する。
だから、今あなたが読んでいるのは修正後の「改訂稿」である。
新館入口(2014.6.22~)
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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フランセの曲はもっと広く聴かれてもいい感じですね。あまり羨ましがられると、持っているのが申し訳なく思えてきます(笑)