先週土曜日の記事、えーと、中学生の私が近所のかわいいお姉さんに襲われたという嘘っぱちな話とレクイエムのようなメーデー讃歌について書いた記事だが、それに対し「不必要に長すぎる。読むのが大変だ。余計な言い回しをしなければ17行ぐらいで終わるはずだ」と要望をだしてきた人がいた。
それはメールで訴えられてきた。
その送信者というのは、皆さんお察しのとおり“独身社長・雨宮様”、ではなく、私のブログの貴重な読者の1人、某取引先の社員である。
考えようによってはみなが無反応・無関心ななか、このように要望を寄せてくれることはありがたいことと言える。
確かに長かった。
その事実は認めよう。
しかし、17行に短縮するのは無理だ。せめて22行は欲しい。
ということで、今日は短い曲を(って、問題のすり替え)。
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1956-91 オーストリア)の「ザルツブルク交響曲(Salzburger Sinfonien)」。
「ザルツブルク交響曲」というのは3曲まとめての総称であり、その3曲というのは1772年に作曲された、
ディヴェルティメント ニ長調K.136(125a)
ディヴェルティメント 変ロ長調K.137(125b)
ディヴェルティメント ヘ長調K.138(125c)
である。
いずれも3楽章構成で、編成は2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。各曲は10~15分程度の長さである。
「なんだ弦楽四重奏曲じゃん……」と思ったあなたは正しい。弦楽四重奏曲とも考えられるのである。
では、ディヴェルティメント(Divertimento。喜遊曲)と名づけられたこの3曲が、なぜ交響曲と呼ばれることがあるのか?
それは形の上で管楽器を欠いた3楽章から成るイタリア風交響曲だからだそうである。
ただ、現在では「ザルツブルク交響曲」と呼ばれることは少なくなってきているようだ。
いずれの曲も若きモーツァルトの意気揚々とした気分が伝わって来るようなさわやかなもの。
BGMやCMなどでもよく使われているので、どこかで耳にしたことがある人も多いだろう。
私が聴いているのはコープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団による演奏。
ここでコープマンは小アンサンブルの編成で演奏している。
1989録音。エラート(現在はapexから廉価で販売されている)。
新館入口(2014.6.22~)
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