昨日の日曜日の私。
ほんと、自分が情けなくなるくらい、またまた5時前に目が覚めてしまった。ゆっくり寝ていたいのに……
しかもその直前までみてた夢が、全然明るくない内容。
自宅のベランダ(それは寝室の前にある)にカラスが巣を作ってしまい、その中で雛を育てているというもの。ご存知のように子育て中のカラスは強暴だ。で、隣の家の旦那を襲ったということで、私は市役所に駆除の依頼をしなければと思い悩んでいる。
そういう夢だった。
その雛というのが、これまた、全然カラスじゃなくて、伝書鳩の成鳥なのだ。
いやはや、やれやれ……
目が覚めて最初にしたことは、コップ1杯の水を飲むこと。
その次にしたことは、明日の人間ドックに向けて採便をすることであった。
指示通りの適当な量を慎重に採取する作業は、毎年緊張する。息を止めての作業なので(まさか深呼吸しながらはしないでしょ?)、もたもたしてられない。
この採便は2回分しなくてはならない。本日、この投稿のあと、2回目の採取を行なう予定だ。
みなさんには申し訳ないが、早朝につき、見学は受け付けない。
早朝でなくても、見学は受け付けない。
そうそう、おかげさまで庭の菜園エリアにタネをまいた“葉大根”もご覧のように発芽。
問題は間引きだ。
いつもなんだかもったいない、かつ、かわいそうな感じがして冷徹に間引き作業ができないのだ、カインドな私には。そして、結局全ての苗が競争し生長不良に終わってしまう。
もうちょっとしたらします、間引き。ほんとはもうやってもいいくらいのタイミングかもしれないが、天気悪かったし。
すっごく見づらいけど、エンドウマメの芽も出てきた。かなり見づらい水色の矢印で示してみたが、おわかりだろうか?
朝ご飯は、すったトロロイモをみそ汁に溶き、それをご飯にかけるという、いわゆる「とろろ汁ご飯」にした。刻みネギともみ海苔をトッピング。
みそ汁に溶くというのが珍しいかもしれないが、私は子供のころからよくこれを食べさせられた。母が青森出身で、その実家に行ったときもよく食べさせられたから、あちらの郷土食なのだろう。
これは美味しい。
幼少のころに刻み込まれた味というのは、良くも悪くも一生ついて回る運命的なものだ。
そんなこんなで、早起きの影響は昼過ぎに私を「昼寝せざるを得ない」状態へと追い込んだ。 寝る際に再生したCDは、昨日紹介したケージ(John Cage 1912-92 アメリカ)のもの。
昼寝するときにかけるには全然ふさわしくはないと思われるが、やっぱりふさわしくなかった。
このCDの最初に収録されている曲は、「マルセル・デュシャンのための音楽(Music for Marcel Duchamp)」(1947)。プリペアド・ピアノのための作品である。
プリペアド・ピアノ(prepared piano)は、ケージが1940年に考案した“楽器”。
直訳すれば「準備されたピアノ」ということになるが、グランドピアノの弦に様々な“異物”をはさみこんだり乗せたりして、ピアノとは思えない音色を得る方法である。
ピアノの弦に金属や木、ゴムなどをはさみこんだり乗せたりすることをプリペアするといい、その結果得られる音は、打楽器的である。
「マルセル・デュシャンのための音楽」という作品について私は何の知識も持ち合わせていないが、美術家のマルセル・デュシャンのことだろう。
曲は6分半ほどの短いもの。
東洋的なメロディーと形容しがたい音色、そして“間”が、幻想的な音響世界へと私を誘う。ということは、昼寝に向いていると言えなくもない。このあと、モーツァルトを聴いたら、でも、すっごく緊張感なく眠れたけど……
この不思議な音楽、一度聴くとけっこう忘れられなくなる麻薬的なもので、はまる人ははまるんじゃないかと思う。
なお、この曲が書かれたときは、まだケージは“偶然性”を唱える前だったということになる。
私が持っている、昨日も紹介したCDには演奏者(Performers)として、Juan Hidaldo、Walter Marchetti、Gianni-Emilio Simonetti、Demetrio Stratosの名前が掲載されているが、この曲の演奏を誰がしているのかは不明。不明でも支障はないんだけど。
新館入口(2014.6.22~)
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