節目となる1400回目を迎えた翌日は、高尚な内容の記事を書くことを試みたいと、気持ちも新たしている。

 あなたって誰なの
 メールくれたよね!?

 美咲だけど。
 いつアド交換したっけ

 わたしの顔に見覚えある!?

 まじめに誰かわかんないから
 名前おしえて欲しいんだけど


 ……高尚志向の試み失敗。深くお詫びしたい。

 今回も同じ言い訳、いや、説明になるが、私はこの美咲なる人物を知らない。それどころか“美咲”ってどこかの岬にありそうなラーメン屋の名前かなと思った。本当に。
 “名物・つぶラーメン”とか書いたボコボコの立て看板があったりする、岬のラーメン屋。
 有無を言わせず、けっこう大胆な値段設定の、岬のラーメン屋。

 気分を立て直そう。
 厳粛モードにスイッチ・オン!

73ca55bd.jpg  よし、レクイエムだ。

 昨日「シンフォニア・ダ・レクイエム」を取り上げると同時に、実はたいした詳しくないくせに、私は「レクイエムとはどーたらこーたら」と書いた。

 本日は、ちゃんとした(って言い方はないが)レクイエム。つまり、歌唱を伴うレクイエム。
 だだし、かなりドラマティック仕立てのレクイエム。

 そう、ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 1813-1901 イタリア)が、詩人・小説家のマンゾーニの死を追悼して書いた「レクイエム(Missa da requiem)」(1874)。
 過去にはショルティ盤Kuhn盤を取り上げている。

 この曲は、以下の7つの曲から成る。

 1. レクイエム - キリエ
 2. ディエス・イレ(怒りの日)
 3. オッフェルトリウム(奉献文)
 4. サンクトゥス(聖なるかな)
 5. アニュス・デイ(神の小羊)
 6. ルックス・エテルナ(永遠の光)
 7. リベラ・メ(私を解き放ちたまえ)

 しかし、セクエンツィア(続唱)である第2曲「怒りの日」が肥大化して9つの部分からなっており、すさまじいまでの音の爆発がある。

 オペラ作家であったヴェルディのこの作品は、起伏に富み、劇的で、聴く者を興奮させずにはおかない。そしてまた、最後の「リベラ・メ」の感動的な結び方は心にしみる(このレクイエムは13人の作曲家による合作となる予定で、ヴェルディは終曲の「リベラ・メ」を担当した。この合作レクイエムは演奏されず、ヴェルディは他の部分を完成させ、マンゾーニの一周忌に初演した。したがって、終曲が先に作曲されたことになる)。

 今日はムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団ほかによるメンバーの演奏を。
 ブルックナーレスピーギと取り上げて来た、ムーティのEMIの廉価盤シリーズの1枚である。
 廉価盤シリーズということで、同じジャケット・デザインで面白味もなにもないかもしれないが、微妙に色合いは異なっていて、その違いを見るだけでも楽しめる(はずがない)。

 実は私がムーティという指揮者をきちんと認知したのは、ヴェルディの「レクイエム」によってであったような気がする。
 すごい指揮者もいるものだと思った。

 このCDは1982年録音。
 やっぱりすごい演奏だ。

 果たして、あなたはこの音の洪水に、かと思えば静寂の美しさに、心奪われるか?

 わたくしごとでたいへん恐縮だが(実のところ、そんなに感じてないけど)、今日の午後から家族総出で妻の実家に行ってくる。

 妻の実家は平均時速50kmで自動車を運転した場合、札幌から2時間弱の自然に恵まれた風光明媚なところにある。もう少し平易な言葉で表現するならば、都会ではない。

 ピークは過ぎただろうが、この時期、街全体は夕方になると焼肉の匂いで覆われる。
 数多くのキャンプ客が、しめし合わせたようにいっせいに焼肉を始めるからだ。たまには刺身の舟盛りを食べているグループがいても良さそうだが、いまだ観察されていない。

 妻の両親の家にはパソコンがない。
 
 明日のブログ投稿を行うために私ができることは、携帯電話からあらかじめ下書きしておいた記事を送信するという方法だ。

 しかし、携帯電話から投稿するにはいくつかの機能的制約がある。
 だから明日の記事はあまり期待しないでほしい。

 わかってます。
 よくわかってます。
 いつも期待されてないことぐらい……