4d1ed2c4.jpg  村上春樹の「スプートニクの恋人」(講談社文庫)の主人公の名は“すみれ”。

 そして、すみれという名前は、有名ラーメン店のことではなく、モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の歌曲「すみれ(Das Veilchen)」K.476(1785)に由来する。もちろんお花のスミレである。
 このことは、前にここで取り上げている。

 私はこの曲を聴いたことがなかったが、今回この曲が入ったCDを購入した。なぜなら、春が近いから(っていうのはウソだ)。

 詞はゲーテ。
 歌詞の日本語訳はやはり“ここ”に載せてあるが、今日はドイツ語による原詩を載せておこう、と思ったが、あまり意味のあることのように思えなくなったので、やっぱやめる。

 購入したCDはソプラノ独唱とギターによる演奏のもの。
 ソプラノはAntonia Elisabeth Brown、ギターはAdriano Sebastiani。アントニアにアドリアーノか……。おぉ、イタリアン、パルメザン、ナポリタン~っ!
 この名前だけでも、なんだか濃ゆーい感じ。で実際、独唱はけっこう濃い歌いっぷり(のように思える)。
 
 “すみれ”の母親が好んで聴いていたという「すみれ」だが、この曲、私にはどうもしっくりこない曲だった。 

 このCDには、シュポア(Louis Spohr 1784-1859 ドイツ)の歌曲集(Op.37,41,72)と、モーツァルトの歌曲が6曲収められている。

 2009録音。ブリリアント・クラシックス。

 昨日、タワレコのオンライン・ショップに注文していたCDが届いた。

 1枚はペトレンコが指揮するショスタコーヴィチの交響曲第11番。なかなか入荷せずに気をもんでいたが(まるまる1か月待った)、私の祈りが通じたのか無事入荷し、そして首をキリンにして待っていた私のもとに届いた。

 もう1枚(セット)はケーゲルがライプツィヒ放送響を振った、これまたショスタコで交響曲集(第4、5、6、9、11、14、15番)である。4番と11番がモノラル録音なのが残念だが、これまた聴くのが楽しみだ。

 こんなにショスタコばっかり聴いていたら、首に多発しているタコもまたまた増えちゃいそう(キリンのように長い首でなくてよかった)。あっ、あれはイボ、しかも老人性イボだった……

 そのイボだが、撲滅作戦を実行に移して2年以上にもなるが、まったく効果は表れていない。続報を根気強く待っていた方々には、たいへんご迷惑をおかけしていることを、この場を借りてお詫び申し上げる。

 私なりに考えた。
 その結果、以下のような原因が考えられような気がしてきた。

 1. 気の緩みからか、ポロリンボを塗るのを忘れる日が、1週間に5日くらいある。
 2. 食前に服用するという習慣が身につかず、ヨクイニン錠を飲むのをやめてしまった。
 3. 十六茶(ハトムギが入っている)を買う機会がなんとなく少なくなった。
 4. この間にも加齢が進んだことでイボの増殖勢力が増しており、現状維持だけで精一杯。
 5. ポロリンボはあまり効かない。

 いずれにしろ、原因は複雑に絡み合っている。
 シーフード鉄板ナポリタンが食べたくなってきたな。