66190265.jpg  こんなメールが来た。

 いやいや、今回はスパムメールではない。

 TREview事務局からだ。

 平素よりTREviewをご利用いただき、ありがとうございます。

 この度2012年6月29日をもちまして、TREviewのサービスを
  終了させていただく事になりました。
  長きに渡りご利用いただき、誠にありがとうございました。

 ■サービス終了に伴う注意事項

  ・ ブログの登録は2012年3月31日で終了させていただきました。

  ・ サービス終了日以降は評価バナーが表示されなくなりますので、
     評価バナーをお取り外し下さいますようお願いいたします。    

  ・ サービス終了日以降はトラックバックは受信不能となりますので、
     トラックバックを送信しないでください。


 はい、わかりました。

 ところで、TREviewってなぁにと、いまさらながらに私をがっくりさせてしまうような疑問を持つ人も少なくないだろう。
 いつも当ブログの一番下に載せているバナーがそれだ。
 「クラシック音楽のレビュー記事ランキングは↓からご覧いただけます」って書いているやつ。

 「へぇ、どれどれ」と純粋な感覚の人がこれをクリックしてくれると(こういう人はオレオレ詐欺とかに注意した方がいいかもしれない)、同時にに私の記事への投票も行なわれるというものだ。
 そのわりに私のランクが上昇しないのは、間違いなくこれをクリックしてくれるような純粋な人は、私の記事の読者層にはあまりいないという証拠だろう。

 で、終了するんだそうだ。

 TREviewといえば、過去(2008年夏)に一度、その方法が変わってけっこう直すのに面倒な思いをしたのだが、今回はいさぎよく終了宣言だ。
 それについて私は何の非難の言葉も称賛の言葉もないが、とはいえ、「評価バナーをお取り外し下さいますよう」お願いされても、それは無理だ。
 毎回毎回載せているバナーを、取り外すのは無理だ。
 終了後、バナーを載せてあったところはどんな風になるのか知らないが、無理な以上、「もう終わったよ、この愚か者!」みたいな表示が出るようなことだけは勘弁してほしい。

 「愚か者のアントレ(Entre du fol)」という曲がある。“アントレ”であって“アンタ”じゃないから、勝手に勘違いして怒らないでほしい。

 作曲者は不詳(作曲者不詳を欧文ではAnonと書く)。
 1543年に楽譜出版社を興し、楽譜出版のみならず器楽編曲や作曲も行なったスザート(Tylman Susato 1500頃-61⇔64頃 フランドル)の出版楽譜のなかに含まれている器楽作品(スザートが編曲)である。

 アントレというのはヴェルサイユ楽派(17~18世紀にパリ近郊のヴェルサイユ宮殿で活躍した音楽家たちの一群。リュリ、F.クープランラモーも属していた)の歌劇などでの、登場人物の行進曲。または、それと性格が似た器楽曲。
 ということは、「愚か者のアントレ」とは「愚か者の入場行進」って感じになる。

 んっ?スザートとヴェルサイユ楽派との年代が合わない?
 そうだね…………

 とにかく、前にも紹介したコンヴィヴィウム・ムジクム・イェーテボリの演奏のCDを。
 アルバム名は「『スザートの音楽帳」から フランドル地方の歌曲と舞曲集」

 1997録音。ナクソス。