日曜日の午後。
それまで晴天だったのにいきなり暗くなり、閃光と雷鳴が……。
つくばでは突風でひどい被害が出たが、毎年言われ続けられている気はするけれど、「今年は異常気象じゃね?」。
雷鳴……「アルプス交響曲」もその表現が出てくるが、音楽における古典的な雷鳴表現といえば……
マルケヴィッチがラムルー管弦楽団を振ったベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「幻想交響曲(Symphonie fantastique)」Op.14(1830/'31改訂)。
この演奏はLP時代にも聴いていたものだ。
録音は1961年と古いが、鑑賞の妨げになるものではない。
不思議な魅力をもった演奏だ。
優雅?……ノン!
精緻?……ノン!
爆発?……ノン!
華麗?……ノン!
私の場合は、
優雅?……ウィ!
精緻?……ウィ!
爆髪?……ウィ!(寝起き時)
加齢?……ウィ! なので、マルケヴィッチの演奏とは対極にある。演奏と私個人を比べるのはナンセンスではあるが。
いわゆる、真面目な演奏ではない。プチ不良的演奏だ。
つまりちょい悪。
それがこの作品には合わないかというと、いえいえ、合ってるのである。ただし万人向けではない。ラリッた狂気の世界に入りたいならどうぞ!(って言うのはオーバーか)。
鐘の音は甲高いが薄っぺらではない。“ディエス・イレ”のテューバの音は実に明瞭。曲の最後でティンパニがトレモロで奏しているのが珍しい。 ほかにケルビーニとオーベールのオペラの序曲が入っている。
グラモフォン。
あれ、雷鳴についてまったく触れなくてごめん。
狂気の世界ってわけじゃないが、あまりフツーとも思えないチラシが郵便受けに入っていた。フツーじゃないというのが失礼なら、なんとなく暗い気分になるチラシと表現しよう。
表裏両面を載せておく、参考までに←何の?
いや、私は創価学会がどうとか、はたまた日蓮正宗がどうとかという賛否の意見は持ち合わせていない。
だから、お願いだからこういうの入れないでほしい。天然成分の何とかを飲んで驚きの体型になったっていう、アラフォー婦人のビフォー&アフター写真が載っているチラシなら、「ウソこけっ!」って笑いながら眺められるんだけど……。
いや、本当はこれにも笑いました。はい。
そうそう、昨日の夜、宮部みゆきの「理由」のTVドラマを観た。
限られた時間でのドラマということなので仕方ないことだが、原作にあるさまざまな出来ごとの複雑な絡み合いがかなり簡略化されてしまっていた。そこそこ楽しめたけど。
新館入口(2014.6.22~)
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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なんかよくわからないんですが、正宗さんはガッカイさんに相当お怒りのような感じですね。ただ、このチラシを作って配っているの人(組織)がどういうところなのかもよくわからないですね。チラシの漫画もタッチもおどろおどろしいというか、ウマヘタっぽいというか……。密かに第2弾が入って来ないかなと思っていたりして。