NTTコミュニケーションズがサービスを提供していた人気ブログランキングの“TREview”が6月末をもって終了した。
 事前の通知はあったが、それでも突然終わったという印象は否めない。
 まっ、あまり盛り上がらなかったということだろうな……

 私にとっての問題は、これまで1つ1つの記事に貼っていたこのTREviewのバナーが表示されなくなることだ。いや表示されなくたってまったく構わない。それが無色透明ならば。
 しかしそれらは死骸として残る。赤いバッテン印として。
 死骸と言うのは言い過ぎだと言うなら(“言”が多いな)、“ゴミ”が残ったままだ。
 すべての記事からこのゴミを消去するなんて、作業的にとても不可能だ。掃除できない。

 記事を書くことだけで精一杯なのに、過去記事を1つ1つ修正していくなんてできない。こういうのって何かいい方法は無いのだろうか?

 TREviewの場合は記事ごとのランク付けだったので、記事ごとにバナーを貼りつけなきゃならなかったが、他のランキングのサイトについては記事単位ではない。となると、縁起でもないが将来これらのサービスが終了したときに備えて、バナーの貼り付けはサイドバーだけにとどめておいた方がいいのかもしれない。

 そしてまたNTTコミュニケーションズである。
 ここがサービスを提供しているアフィリエイトの“My Affiliate”が9月26日をもって終了するらしい。

 ん~、エヌコミズに何があったんだ?

 もっとも、私もMy Affiliateを利用してのバナーはほとんど貼っていないのでこちらの影響は少ない。他のアフィリエイト・サービスと違い、私にはMy Affiliateはいろいろな点で使いにくかった。
 NTTコミュニケーションズに対し私は好感を持っているが、それでもマイアフィリのページは、たとえば自らブログをやっているタレントのノウハウ記事なんかもずっとずっと更新されなかったりして、やる気が感じられないというか、役所的というか、利用者にやる気を起こさせるような作りではなかった。バリューコマースとはえらい違いだ。
 ということなんかで、ダメになったんじゃないかと思う。

 ここのアフィリエイトの報酬は、ほかもだいたいそうだが1000円以上でないと振り込まれないが、サービス終了時には1000円未満でも振り込まれるという。
 やったぁ。1000円に達しなくてずっと貯められたままだったわが報酬の8円が振り込まれるぅ~!
 って、振り込んでもらうのが気の毒です。辞退しても構いません。

 ゴミと言えば、先日ゴミステーションにゴミを出しに行ったら(まさか鑑賞のためにゴミステーションに行く人はいないだろう)、四方がコンクリートで囲まれ、上部はネットがかけられているにもかかわらず、いくつかのごみ袋が引き裂かれ中身が散乱していた。

 おかしい。

 どう考えてもカラスが侵入したとは思えない。もし入れたとしても、あのネットの張り方なら脱出することが不可能になるだろう。

 そう思いつつも忘れかけた数日後。
 たまたまゴミステーションの前を通りかかったら、いたのである。黒いものが。
 過去、ゴミステーションの中に人がいたことも経験している私としては驚きはしなかったが、意外ではあった。

 それは1匹の黒猫だった。
 品が良さそうに見えたが、そいつはごみ袋を破き、漁っていた。まさか野良猫ではないだろうが、飼い主は我が家のかわいい猫ちゃんが外では不良さながらにゴミ漁りをしているなんて夢にも思わないだろう。
 きっと家では高級ペットフードなんぞを与えられているんだろうにな。それでも、やっぱり人様と同じようなものの方が美味しいのかな?どうなの猫ちゃん?

3dee4cb6.jpg  サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「猫の歌(Chanson du Chat)」。
 5曲から成る歌曲集「潜水人形(Ludions)」(1923)の第5曲である。
 ほかの4曲は、1.ねずみの歌/2.憂うつ/3.アメリカの蛙/4.詩人の歌。詞はL.-P.ファルゲによる。

 私は歌詞の内容をよく知らないが、この曲は楽しい。
 各曲とも1分もない短いものだが、斜に構えたようなサティのスタンスがそのまま音楽になっている感じ。
 ピアノ曲でしかサティに接していない方には、彼の歌曲も聴くことを、私は僭越にもお勧めしたい。
 
 私が聴いているCDはメスプレのソプラノ独唱、チッコリーニのピアノ演奏によるもの。
 1969録音。サティのピアノ作品&歌曲集。EMI。

 ご存知のようにサティは変わり者のピアニスト兼作曲家だったが、ドビュッシーの数少ない親友の1人だった。
 サティはキャバレー“黒猫”で客引きのためにピアノを弾いていたが、フランス芸術界に抜きん出た位置をも占めていた。
 ドビュッシーがサティと初めて会ったのもキャバレー“黒猫”でであった。

 それにしてもあのゴミ捨てならぬゴミステーションにいた黒猫、見事な体捌きで逃げて行った。たいしたもんだと感心した。