吉松隆(Yoshimatsu Takashi 1953- 東京)氏の“月刊クラシック音楽探偵事務所”(月1回更新)の8月10日号は「夏休み雑談@人生を変えた6枚」。
そのなかの1枚に吉松氏はシベリウスの交響曲第6番と第7番(カラヤン盤。1967録音)を取り上げている。この2曲に、高校1年生のときの吉松青年は魂を揺さぶられたのだそうだ。
シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)が残した交響曲は7曲。
第6番ニ短調Op.104は1923年に、最後の交響曲となった第7番ハ長調Op.105は1924年に作曲された(最後の交響曲といっても、そのあと30年以上ご存命だったわけだが……。ただ、この交響曲の作曲後ほどなくしてシベリウスは作曲活動をやめた)。
ほかに番号がついていない「クレルヴォ交響曲」Op.7(1892)があるが、この作品の実質は声楽付きの交響詩である。
交響曲第6番も第7番も、ともに第5番と同じころに着想されたという。
第6番は4楽章から成るが、第7番は単一楽章の作品で初めは「交響的幻想曲(Fantasia sinfonica)」と名づけられたが、初演翌年の出版時に番号がつけられた。
この2曲が持つ雰囲気は、吉松隆の曲に通じるものがあるように私は思う。
“魂が揺さぶられた”のだから吉松が影響を受けていても当たり前だろうが、ここには吉松作品の特徴でもある優しさ、自然賛美、宗教的慰めといったものが横たわっている。
話はまったく変わって申し訳ないが(と真剣に思ってもいないけど)、夏の間鉢から庭に地植えしたパパイヤが、たいそう元気に育っている。うれしさのあまり思いっきり葉を伸ばしてるって感じだ。
けど、あと2カ月以内にはまた鉢上げしなきゃならない。
なんだかかわいそうな気がするが、庭にそのままにしておいたら寒さで確実に死ぬのだからしかたない。
そういう意味では旭山動物園から逃げたフラミンゴも捕まえられるか、あるいは早く南国へ逃げちゃわないと死んじゃう。にしても、おとりのフラミンゴが1羽ならず犠牲になっている。君、君、君のせいではあるんだよ。
おっと、シベリウスのCDをご紹介しておかなきゃ。
アンカラ・MUUSANとしては(アンチ・カラヤン。トルコと私には何の接点もない)、今日のところはマゼールの演奏を。オーケストラはピッツバーグ交響楽団で、第6番第7番とも録音は1992。
にしても、北欧の作曲家シベリウスとパパイヤの話を同時にするあたり、私も季節の変わり目に困惑しているということだろう。なんとなく体がだるいし……
新館入口(2014.6.22~)
御多分にもれず参加中・・・
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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