魔が差して買ってしまったものの、家で食べると全然美味しいと感じないのに、弁当を買ったときに入っているとすごくうれしくて準主役とさえ思えてしまう。それが赤ウインナーである。
実に面白いものである。
あと、弁当において私に地味に喜びをもたらすのは、ダイコンの味噌漬け。あの薄っぺらなオレンジ色した漬物だが、乗っけられたところのご飯が変色し味が少し移行していると幸せな気持ちになる。あの味噌漬け、薄切りでないと美味しくないのはなぜだろう?
先週のある日に買った生姜焼き弁当には赤ウィンナー1本と2枚のダイコン味噌漬けが入っていて、主役の生姜焼き3枚よりもむしろこちらの方が嬉しかったくらいだ。
そんなこんなだが、この1週間を振り返ってみると(もちろん昼食のことです)、月曜日はカツ丼(弁当。デパートの惣菜コーナーでの一品。冷めていたというより、なぜか異常に冷え切っていた)。火曜日は醤油ラーメン、水曜日は天ぷらそば、木曜日と金曜日はカレーライスでしかも同じ店、ってわけで反省点が多々ある。
その1つはいくら面倒だからと言って、同じ店で2日続けてカレーライスを食べたことすっごく美味しい自慢のカレーならともかく、全然ふつうだし(ふつうも大切なこととは言えるが)。せめてどちらかの日は目玉カレーにすべきだった、ってなことではないな……。
それとカツ丼なんて食べちゃいけない。それも冷たいやつを(案外と味が良かったのが悔しい)。
天ぷらそばじゃなくかしわそばにすべき。
醤油ラーメンは、まあ良しとしよう……。
にしても、金曜日にカレーを食べていた時に入ってきた中年女性の客。結局は鍋焼きうどんを頼んでいたけど、入って来て席に着き、注文するまでの態度が落ち着かないというか挙動不審というか、へんだったなぁ。 さて、私がいま読み始めたのは、貴志祐介の「黒い家」(角川ホラー文庫)。
1997年に単行本が刊行され、文庫化はその翌年。私が買ったのは2012年発行の31刷。
表4に書かれているストーリーは、
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編
というもの。
まだ読み始めたばかりなので感想は書けないが、本当に桁外れで未だ曾てなくてノンストップなのか楽しみである。昨日、ノンステップ仕様の路線バスを見かけたし。
そんなこんなで、ヤナーチェク(Leos Janacek 1854-1928 チェコ)の歌劇「死の家から(From The House Of The Dead/Z mrtveho domu)」(1927-28/1930初演)。
ドストエフスキーの「死の家の記録」からヤナーチェク自身が台本を作った3幕のオペラで、作曲者の死の2カ月前に完成された。ドストエフスキーの実体験に基づいていると言われるシベリア流刑地での囚人の様子を描いた物語である。
今日は3曲から成る管弦楽組曲をご紹介。
私が持っているCDは、アルミンク指揮ヤナーチェク・フィルハーモ二ー管弦楽団の演奏。
1999録音。アルテノヴァ・クラシックス。 今日はこれから“家”に帰る。
朝イチのJRで。
新館入口(2014.6.22~)
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