先週、外人と会う機会があった。
いや、金髪娘がいる店に飲みにいったというわけではない←そんな店あるんかね?あるんだろうな……
かといって、「マタチョンニャントモチャンコイスミダ」みたいな言葉を話す国の人でもない。
アメリカのお方だ。
会った理由?
レジャーではなく、仕事である。
でも、彼は何年も前から日本で暮らしているので、けっこう日本語が話せる。もちろん私には及ばないが、あと2~3年もしたら追抜かれるかもしれない。
そんなわけで、ごたいめ~んのときも、私は「茄子とミート・中」と、日替わりパスタを注文するようなことを言わなくて済んだし、先方も「コンニチワ」と言った。
私は実は人見知りをするほうだ。だから最初の挨拶を終えたあとは、足元の石粒に同化したいくらいだったが、今般の日米関係を考えるならば微力ながら私としても努力しなければなるまい。
「初めマスタ!お会いできてうれしかったでシタ!」
私は精一杯の歪んだ笑顔で続けた。
いや歪ませることに精を尽くしたのではなく、笑顔を作ることに国際レベルの努力をしたのである。
で、たぶんそうなるだろうと予想していたが、やっぱり握手を交わした。
お互い深い感情を伴わない握手を交わしたあと名刺交換をしようとしたのだが、彼は「総理ぃ~、その前にテ洗いたいデス」と言った。
そして、トイレに行った。
私は一瞬何が起きたかわからなかった。が、そのあと傷ついたような気がした。
だってそうでしょ?
握手した直後に手を洗いに行かれたのだ。
私と握手した
↓
そのあと手を洗いに行った
↓
ゆえに私の手は汚いとみなされた
という三段論法が成り立つと言えないだろうか?
が、そのあと判明したことは、彼は手が洗いたかったのではなく、かなり尿意をがまんしており、“手洗い”に行きたかったということだ。疑って悪かったトム!(仮称)。でも、フツーにトイレって言ってくれれば国際的誤解が生じなくて済んだのだ。
ついでに、私を総理と呼んだというのも勘違いだった。sorryと判断することが(東電の記者会見風に言うと)“妥当”である。
スーザ(John Philip Sousa 1854-1932 アメリカ)の行進曲「海を越えた握手(Hands across the sea)」(1899)。
作曲のきっかけについては諸説あるようだが、マーチ王が書いた数ある行進曲の1つだから、経緯については、まぁさして重要ではないだろう。
私が持っているCDはフェネル指揮イーストマン管楽アンサンブルのもの。
1956録音。マーキュリー。
そういえば、このあいだ何人かで中華料理を食べたとき、そのうちの1人が酢豚って言うところをスマタって言い間違えやがった。
たぶん素股のことだろう。
かなり性的に欲求不満と推測する次第である。
プロフィール
MUUSAN
クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。
新館入口(2014.6.22~)
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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