a0b54abf.jpg  先月、広尾町に出張する機会があった。
 東京の広尾には地下鉄の駅もあるし、おしゃれな街でもある。

 でも、十勝管内の広尾町だってサンタランドなのである。なかなか国際的なのだ。もし津川雅彦が景気低迷に陥らなかったら、いまごろはもっと街全体がサンタモードになっていたのかもしれない。ついでに奥さんも、「ハイジのバカッ!」って言いながら、天馬街道あたりをノタノタと走ってくれたかもしれない。そう考えると、ちょっと残念だ。

 一緒に出張に行った同僚が、ここにはイチローの像があるんですよ、と教えてくれた。
 広尾に?
 それは知らなかった。

 そこで、空き時間があったので行ってみる。

 あった。
 像が。
 
 でもイチローじゃなくて、イチロウだった。
 漢字で書くと、中川一郎。
 中川昭一の父である。
 札幌パークホテルで謎とも言える死を遂げた政治家。もし生きていたら総理大臣になれたかもしれない人物である。

 中川一郎氏が亡くなってからほどなくしたとき、東京の取引先の代表取締役さまが打ち合わせのために札幌に来て、その夜はパークホテルに泊まった。
 値段の割にずいぶんと広くて立派な部屋だったそうだが、どうもいやぁ~な雰囲気が漂っている。
 そして、翌朝。
 目が覚めると、ひどいぎっくり腰かなにかで、起きあがるのもやっとだったそうだ。
 泊まった部屋はその問題の部屋だったそうで、こういう話はありがちなのだが、ウソをつくような人ではないから、怪奇現象か偶然かどうかはともかく、間違いなく原因不明の腰砕けにはなった。

 それでもって、広尾町は中川一郎の、そして中川昭一の出身地だったのだ。

 記念館もあったが、私たちが行った日はまだ冬季閉館中。あと数日で今年の開館日を迎えるというのに、ちょっぴり残念であった。

 像がなぜパイプで囲われているのかって?
 たぶん冬囲いの柱です、思うに。見えない境界とかが張ってあるわけではないと思われます。

 像ということで、フランセ(Jean Francaix 1912-97 フランス)の「少女たちの5つの肖像(5 portraits de jeunes filles)」(1936)。
 5曲からなるピアノ曲である。

4ff6adde.jpg  その5曲は、

 1. 気まぐれな女
 2. やさしい女
 3. ずうずうしい女
 4. もの思いにふける女
 5. モダンな女

である。

 いかにもフランセらしい、こじゃれた曲。
 なんだか全部が気まぐれっぽく聴こえなくもない。

 フランセ自身のピアノ演奏によるCDがwergoから出ている。
 1980録音。

 で、あなたの場合、気まぐれなのと、やさしいのと、ずうずうしいのと、もの思いにふけってるのと、モダンなのとだったら、どの女性がお好みで?

 私ですか?
 やらしい女ですかね……←本気の冗談です。

 女といえば、先日たまたまいれていたTVで女社長のお買物SPという番組をやっていた。
 私は夕食中で、たまたまチクワの煮物を食べながら、女社長が3000万のベンツをたいした迷いもなく契約している場面を観て素直に思った。
 「金持ちになりたい」

 でも、そのためには女社長にならねばならない。社長になることだってソートウ困難なことだが、その前に女にならなくてはならないのだ。
 無理だ……。
 私は口の中でがんもどきを押しつぶしながらあきらめた。
 せめてわが人生において3000回の便通を目指そう。

 ということで、連休最終日である。
 昨日は、午前中は乳児のようにぐずついた天気だったが、昼過ぎには少し暖かくなり、私は雑草取りに精を出した。おかげさんで、本日は腰痛を親玉とした下半身随所痛だ。

 で、雑草取りをしているときに、突如シャンプーのReveurのCMで使われている曲の目星がついた。オリジナルという情報があったが、たぶんあの曲だ。
 家に帰ったら確かめてみる。

 ということで、本日勤務地におけるマンションへ帰る。夏タイヤで。