私の嫌いではない言葉の1つに、“尼”がある。
屁とは違って、実際にリアル“尼”に接したことはほとんどないが、なんとなく尼という響きが嫌いではないわけだ。
そんな私の心の暗部を刺激するかのように、メールが来た。
ご存知、尼で御座います。
欲望と理性の間で日々戦っております。
煩悩を捨てても、違う次元でまた襲ってきます。
結局は煩悩と人間の理性のいたちごっこが始まるという事が分かりました。
要は一つ壁を取っ払って交わらせてもらえないでしょうか。
興奮と快楽に溺れて新たな世界に飛び込んでみましょうか。
合掌
尼さんも大変なんだな。
つまりはいつもいつも、そしてリピートリピートでエッチなことを思い浮かべてるってわけね。
でも、尼さんの言葉ともなると、交わることも宗教儀式的に聞こえてくるから不思議なもんだ。ふかえりと天吾の交わりみたく。
私としては、「飛び込んでみましょうか」ではなく「飛び込んでみませんか」の方が適切だと思うが……。いや、これも尼僧独特の高貴なる誘いの言い回しだろうか……
にしても、「ご存知、尼で御座います」って言われても、「存知あげません」としか言いようがないな。残念ながら。
合掌で合唱を想起し、さらに交わりから交唱って言葉が目の前に浮かんだ。
「乙女たちと若者たちの交唱」って曲がある。交渉って書きそうになっちゃうけど。
オルフ(Carl Orff 1895-1982 ドイツ)の劇的コンチェルト「アフロディーテの勝利」(Concerto scenico “Trionfo di Afrodite”)(1950-51)の最初の曲だ。
「アフロディーテの勝利」は、劇的三部作「勝利(トリオンフィ)」の第3作となるもの(第1作は「カルミナ・ブラーナ」、第2作は「カトゥーリ・カルミナ」)。
7部から成り、詞はサッフォー、G.V.カトゥルスとエウリピデス。結婚の喜び、愛の勝利を歌う。
ただし、私もこの曲に関しては詳しいことを知らない。
ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団、同合唱団、独唱陣はナーヴェ、ビュヒナー、クラーマー、ヒースターマン、ズュース、ヴェルナー、シュトリチェクの演奏を。
1975録音。ベルリン・クラシックス。
大学生のときにゼミの教授が教えてくれた、教育学者のニールという人の言葉。
“愛の反対は憎悪ではない。無関心である”
あなたを憎んではいない。が、関心もない。すまんね、尼さん。
新館入口(2014.6.22~)
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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「尼」が体罰を加えてくるのですか?そういえば、日活ロマンポルノで尼さん(修道女)がムチ打たれているポスターを見たことが、子どもの頃ですが、あります。あっ、そういうことではないですね。