会議やら打合せがあって、9日から出張で札幌に来ている。
そんでもって、本日は休みをいただき、ガーデニング作業-相も変わらずバラの剪定作業と雑草取り-に意欲的に取り組む態勢にある。
頼まれてはいないが親切に時系列的に整理すると、9日~11日が出張で、本日は休暇。特段、整理したことになってないか……
ということは、明日からの3連休もそのままわが自宅に滞在することができるということだ。
当初の予定では、今日は現地-いまの赴任地-で会議があるという、姑のいじめのようなスケジュールが組まれていたが、神が微笑んだのかその会議は延期となった。
これが意味するところは、11日の夕方に赴任先の寓居に戻って翌日の会議に出て、その日の夜に再び自宅へ帰るという、その1往復分がそっくりなくなったわけで、ありがたいことに理想的な形になったのである。
今日はガーデニング作業だけではなく、午後にはカーポート建て替えの打合せをすることにもした。
見積額が予想よりも高く、押しの弱い私としてはどこまで値引き交渉ができるか不安であり、そのことを考えると早くも胃が痛むくらいだが、幸い食欲は落ちていない。
だが、良い話題もある。
今回は相当程度の覚悟を持って帰宅したのだが、不思議なことにアリの出没がまったく見られないのである。9日の帰宅時、わざわざ”瞬殺 侵入防止 アリフマキラー”を購入して構えて家に入ったのに、これは杞憂に終わった(が、まだ油断は一物、いや、禁物だ)。
庭は、前回帰って来たときに、私のできる範囲内で小ぎれいにしたが(上の写真)、2週間の時の移ろいによって、2枚目の写真のようにまたうっそうとしてしまった。まあ、植物にとっては、「いつ生い茂るの?」、「今でしょ!」ってことで、喜ばしいことではある(もう旬が過ぎたこと使ってごめんなさい)。 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第64番イ長調Hob.Ⅰ-64(1773?以前)。この曲には「時の移ろい(Tempora mutantur)」という名がついているが、ハイドン自身が付けたものではないし、なぜこのような名が付いたのかもよくわかっていない。
不安定な移ろうような雰囲気がないでもないが、屈託のない明るさを備えた作品だ。
ヴァイル指揮ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の演奏で。
この曲、たぶん昔のような甘く音を引っ張るような演奏だと退屈しちゃうと思う。が、このヴァイルのようにビシバシやられると、ハイドンってなかなかすごい作曲家だったんだなって感心させられる。
1993録音。ソニークラシカル。 さて、時が移ろい、ハイドンの死後100数年経った1917年のこと。
この年、「もしハイドンが今でも生きてたら、こんな曲を書いただろう」との狙いで書かれた作品がある。
プロコフイエフ(Sergei Prokofiev 1891-1953 ソヴィエト)の「古典交響曲(Classical Symphony)」、すなわち交響曲第1番ニ長調Op.25(1916-17)である。
この交響曲はいつ聴いても心が躍る。
瑞々しい輝き放つ、親しみやすい曲だ。
が、軽快さを強調すると薄っぺらなものになる。その点、若き日のアバドがロンドン響と残した録音は名演だ。
1969録音。デッカ。
さて、楽しくもあり苦痛でもある雑草取り。
そんなときに来たメール。
【【マスター奴隷】恵梨香】さんから新着メールが届きました!!
【メールタイトル】
永続的に奴隷としてお仕えさせてください。私のすべてを貴方様のために捧げます。
じゃあ、頼むから雑草取りしてくれよ……
おっと、アリが台所の辺りに出なくなったと、しごく当然のことに異様なほど満足感を得た私だが、翌日の10日、さらに翌々日の11日に、私は不幸と言っても許されるであろう経験をするのである。
新館入口(2014.6.22~)
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