お久しぶりです。彩です。覚えていますか??
一度お会いしたんですが、あの時からずっとあなたの事を考えていました。
あれから何年経ちましたかね。
私も色々とあり、現在は自分で輸入関連の会社を経営する事になりました。
今度お食事でもいかがですか?
お誘いがご迷惑でないなら、今度一緒にお食事をしながら昔のお話でも出来たらと思っています。
お忙しいと思いますが、お返事お待ちしています。
彩
お久しぶりも何も、あなた誰?
“彩”で思い出すのは、小学生のとき使っていた水彩絵具がギターペイントだったってことぐらい。
それぐらい私は彩のない人生をおくって来たのだ。いや、だから彩という女性がいなかったという意味じゃなく、イロドリがなかったってこと。ふんっ!
そういえば先日妻が実家に電話をかけたところ、父親が出たそうだ。
「もしもし、わたし」
「わたしって誰だ?」
父親の反応は決しておかしくない。わからないのだから。
器楽曲をオーケストラ用に編曲して彩りを鮮やかにしようという試みは、これまで少なからずある。
ラヴェルがムソルグスキーのピアノ曲「展覧会の絵」をオーケストレーションしたものは、原曲よりも聴かれる機会が多い、オーケストレーションの最たる成功例だろう。 ストコフスキーはJ.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のオルガン曲、有名な「トッカータとフーガ ニ短調」「小フーガ ト短調」「パッサカリアとフーガ ハ短調」をオーケストラ編曲している。
これが原曲の良さを損なう余計な産物なのか、それともオーケストラにとって価値あるレパートリーの拡大となったのか?とらえ方は人によってさまざまだろうが、私は「どーもなぁー」って感じてしまう。
例えば、ウェーベルンのリチェルカーレ編曲ではそういう気持ちにならなかったんだけど、ここには何の新鮮味も、目新しさも、革新性も感じ取れないのだ。
ってことは、私はバッハの作品の管弦楽化というものに拒否感があるのではなく、ストコフスキーの編曲が嫌いなんだろう。
ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏を。
先日私が大絶賛した「春の祭典」とのカップリング。
2013録音。グラモフォン。
お久しぶりといえば、先週、なんと世の中は狭いものだと言わざるを得ない再会があった。
人口が1万人を切っている、とある町。
その日私たちはここを訪問し、この町にある取引先と会議があった。
夕方の5時過ぎに会議は終わり、あらかじめ予定していた懇親会を、町内の飲食店で紳士的に行なった。
帰るときにレジの横を通ると、後ろ姿になんとなく見覚えのある人が……
近づいてみると、右頬に見覚えがあるような……
果たしてそれはルパソさんだった。
現在札幌に勤務しているルパソさんは、これまた彼は彼なりの出張でこの町を、そしてこの店を訪れていたのだった。顔を見るのは3年ぶりぐらいになる。
が、ルパソさんは輸入関連の会社は経営していない。そこが彩とは違うところだ。
「何してるの?」
私を私と認めたルパソさんの第1声はこれだった。無感動な人だ。
「そっちこそ」
「いや、こっちで会議があって」
「私も。ところでルパソさん、携帯の番号変わってない?」
「変わった。あとから電話しとくわ」
こうして別れたが、翌朝見慣れぬ携帯の着信番号に、前夜のことをすっかり忘れてワン切りだと思い込んだ私は、思わず削除しそうになった。
ごめんね、ルパソさん。
でも、すんでのところで消さずにすんだから。
さて、金曜日に自宅に戻り、土曜日はプルーンの木の枝の剪定を中心にガーデニング作業。 高く上に伸びた枝を、スライド式アルミポールの先にはさみがついた道具で切った。
このたぐいの商品は、「これで高いところの枝も楽々カット」などとときどきテレビ通販などでも紹介されている。軽くてご婦人にも手軽に扱えるというのもセールス・ポイントだ。
ウチのアルミ製の軽量タイプ。でも10分もやってるうちに腕がプルプルしてくる。楽々なのはごくごく最初のうちだけだ。それとも私はご婦人よりもか弱いのかもしれない。
庭ではまだしぶとく咲いてくれているバラも何種類かある。
写真は“ブルー・フォー・ユー”という品種。今年購入したものだ。
花が終わりかけている写真で申し訳ないが、つぼみを見るとなかなかブルーである(「なんでぇ、紫じゃないか」なんていう人を、私は好きになれない)。
日常の一コマで、人に対して「ブルー・フォー・ユー!」なんて言うと、「人を落ち込ませる気か?」と叱られるに決まっているのに、バラの名前だとオサレになるのが不思議だ。
“アプリコット・ネクター”も整った花を咲かせていた。不二家ネクターを飲みたくなった。
新館入口(2014.6.22~)
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