昨日の昼過ぎに家をあとにしたが、その前に私を励ますかのようにバラのつぼみが開いた。
ゴールデン・ウィングス(上)とブルー・フォー・ユー(中)である。また、その前日にはストラボ・バビロン(下)も咲いていた。
北海道ではもうバラのシーズンも終わり。しかし、今週末も日帰りながら自宅に戻るのだが、そのときに、まだいくつかのバラは花を咲かせて私を出迎えてくれるかもしれない。
さて、ルパソさんと思わぬ場所で再会した翌日は、別な町に出張した。
サンタの町と呼ばれているところだ(ルパソさんに会ったのは“第九の町”と呼ばれているところ)。
夕方に打合せ。そして、その日はこの町に泊まった。
宿は海の近く。
まずは荷物を置きにチェックインする。
部屋は2階。
今夜大きな地震が起こって津波が押し寄せたなら、アタイも水に飲み込まれるんだろうな。でも、トイレがシャワー付じゃないのがもっと深刻だなと思いつつ、会食の場所へ。
その店は打合せ先の方が予約してくれていたのだが、いやぁすごい海の幸だった。
私が大の海の幸好きだったならトビウオのように飛び跳ねたことだろう。しかし、そこまでではないから、まな板の上のコイのようにおとなしくしていた。
が、そのような受け身の私にとってもどの料理も美味しかったし、食べきれないほどのボリューム。しかも値段がお安い(と告白してくれた)。これがススキノなら3倍以上の、銀座だったら5倍ではきかないお代を取られるだろう。
こんなにボリューミーなら昼にカニチャーハンを食べるべきではなかった。
せいぜいかしわそばぐらいにとどめておいて、もっと胃袋をペチャンコにしておくべきだっ
た。
しかも、料理の中には従順な忠犬の様に鎮座している毛がにまであった。
夜にカニが出るなら、昼はカニを選ばなかったのに……
実はその日の朝方、私はチャーハンを食べている夢を見たのだ。
だから、チャーハンを食べたかった。
しかも、ヘルシーチャーハンじゃなく、カニチャーハンを。
目的達成を果たす立派な行為、食に対する揺らがない信念!
でも、がまんすべきだった……
海鮮三昧のなか、肉-つまり畜肉-を材料とした料理が1品だけあった。
1品といっても、それは鍋である。
味噌仕立てのものだったが、豚肉と鶏肉が入ったこの鍋が、またまたうまくて、私はお肉に感謝したほどだ。
んなことで、ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の序曲「謝肉祭(Karneval)」Op.92,B.169(1891)。
この曲に対する私の思いはここに書いてある通りだが、若きころLPでよく聴いていたのがシルヴェストリ指揮ロンドン・フィルの演奏。
1913年生まれ、'69年没のルーマニアの指揮者・シルヴェストリについては、そのころだって、過去にいた指揮者ということでしか私は知らない。
だが、東芝EMIの廉価盤-セラフィム1200円シリーズ-で出ていたこの指揮者のLPを何枚か持っていて、私はお世話になったのだ。
この指揮者が懐かしくなり、先日ボックス・セットを買った。15枚も入っていてお得であるが、私の嫌いなモノラルも入っている。
「謝肉祭」は1958録音。ステレオ。
ぐんぐんと先へ先へと進んでいくが、中間部の歌わせ方は胸にじぃんと来るものがある。爆走してきた機関車が仕事を終えて、いろいろな出来事を回想する。そしてまた、次の仕事へ。そんな流れのような演奏だ。機関車トーマスの世界的に言えば……
録音のせいだろう。厚いのに深くない、オイリーなのにしっとりもしている不思議な、あたかも脂漏性湿疹なのにカサカサと皮がむけてくるといった困惑させられる、独特のサウンドである。
15枚組のボックスに収められているシルヴェストリの演奏については、この先、私の義務教育学生時代の思い出とからめて、いくつか紹介させていただく予定。
よろしいでしょうか?
新館入口(2014.6.22~)
御多分にもれず参加中・・・
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クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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