月曜日の朝。
私は自宅を朝早くに出発し、駅まで歩き、JRに乗り、新千歳空港へと向かった。
写真のように前日の日中に融けかかった路上の氷は、写真を撮る余裕がないくらいに再びカッチコッチと古時計の針の音のようになり、私は少なくとも4回足を滑らせ、転びそうになった。が、なんとか踏みとどまった。
そうそう、何でも先週アルフレッド氏が飲んだ帰りにブラック・アイスバーンで滑って転び、肋骨の骨を折ったそうだ。1日も早い復活を願う(あまり真剣に心配してないけど)。
前に報告した、茎の切り口が蛍光オレンジ色のような不気味な色彩を呈していたアロエの“怒帝王(イカリテイオウ)”は、その鮮やかなキモ色を保ったながらも傷口は乾いた。乾燥剤、いや、石灰の効果があったのだろうか?
もう少し、干からびるくらいまで乾燥させたあと土に挿してみようと思っているが、こちらの復活については強く願っている。 「復活」といえば、先日クレー指揮の復活できるのかっていう録音を紹介したが、お耳直しに今日は別な演奏を。
マゼール指揮フィルハーモニア管弦楽団によるマーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第2番ハ短調「復活(Auferstehung)」(1887-94/改訂1903)。
2011年ライヴ。
マゼールのことだから、「あっ!」「おぉっ!」「うげっ!」てことをしてくれそうなものだが、なーんもしてくれない。
ごくふつうの良くできた演奏。それだってたいへんなことではあるんだけど……
さすがに大巨匠だけあって、ライヴであってもほとんど破綻なし。そこがクレーとの大きな違い。が、録音のせいか、どうも音がこもっている感じリアルな響きっぽくなくて物足りなさが残る。
独唱も変なところはないが、かといってこれといった長所が見当たらない。
「うわっ!すっげぇ~」「じぇじぇじぇ~」と引き込まれることがないのが残念である。演奏である。
この演奏、聴衆がスタンディング・オヴェーションだったというが(数十人か、過半数か、ほぼ全員か、1人ぽっちだったかは不明)、CDでは拍手はカットされている。
Signum。第1番から第3番までのセット。
新館入口(2014.6.22~)
ここ1カ月の人気記事
このところの記事
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
このブログの浮き沈み状況
読者登録
QRコード
サイト内検索
楽天市場(広告)
月別アーカイブ
タグクラウド
- 12音音楽
- J.S.バッハ
- JR・鉄道
- お出かけ・旅行
- オルガン曲
- オーディオ
- ガーデニング
- コンビニ弁当・実用系弁当
- サボテン・多肉植物・観葉植物
- シュニトケ
- ショスタコーヴィチ
- スパムメール
- セミ・クラシック
- タウンウォッチ
- チェンバロ曲
- チャイコフスキー
- ノスタルジー
- バラ
- バルトーク
- バレエ音楽・劇付随音楽・舞台音楽
- バロック
- パソコン・インターネット
- ピアノ協奏作品
- ピアノ曲
- ブラームス
- プロコフィエフ
- ベルリオーズ
- マスコミ・メディア
- マーラー
- モーツァルト
- ラーメン
- ルネサンス音楽
- ロマン派・ロマン主義
- ヴァイオリン作品
- ヴァイオリン協奏作品
- 三浦綾子
- 世の中の出来事
- 交友関係
- 交響詩
- 伊福部昭
- 健康・医療・病気
- 公共交通
- 出張・旅行・お出かけ
- 北海道
- 北海道新聞
- 印象主義
- 原始主義
- 古典派・古典主義
- 合唱曲
- 吉松隆
- 名古屋・東海・中部
- 吹奏楽
- 国民楽派・民族主義
- 声楽曲
- 変奏曲
- 多様式主義
- 大阪・関西
- 宗教音楽
- 宣伝・広告
- 室内楽曲
- 害虫・害獣
- 家電製品
- 広告・宣伝
- 弦楽合奏曲
- 手料理
- 料理・飲食・食材・惣菜
- 映画音楽
- 暮しの情景(日常)
- 本・雑誌
- 札幌
- 札幌交響楽団
- 村上春樹
- 歌劇・楽劇
- 歌曲
- 民謡・伝承曲
- 江別
- 浅田次郎
- 演奏会用序曲
- 特撮映画音楽
- 現代音楽・前衛音楽
- 空虚記事(実質休載)
- 組曲
- 編曲作品
- 美しくない日本
- 舞踏音楽(ワルツ他)
- 蕎麦
- 行進曲
- 西欧派・折衷派
- 邦人作品
- 音楽作品整理番号
- 音楽史
- 駅弁・空弁
ささやかなお願い
当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSANの許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。
© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
ブラックアイスというのは、アスファルトの路面が濡れて黒くなっていると思いきや、濡れているのではなくすでに凍っている状態をいいます。ウェット路面だと思っていると思わぬところで滑ってしまいます。
マゼールのマーラーは、まだ2番しかちゃんと聴いていませんが、2番だけを言うならあえて買わなくてもって感じです。1番と3番は数日中にアップしますが、けど、七味とうがらしさんは、人の話はともかく、やっぱり買っちゃうんじゃないかと思います。